「罵り合い」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「罵り合い」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「罵り合い」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「罵り合い」の意味
- 「罵り合い」の表現の使い方
- 「罵り合い」を使った例文と意味を解釈
- 「罵り合い」の類語や類義語
「罵り合い」の意味
「罵り合い」とは、双方が、大声で相手を非難したり、悪口を言い合っている状態のことを言います。
- 「罵り合い」の読み方
「罵り合い」の読み方
「罵り合い」の読み方は、「ののしりあい」になります。
「罵り合い」の表現の使い方
「罵り合い」を使った表現を紹介します。
「罵り合い」とはお互いが相手のことを「罵る」ことを言います。
「罵る」の意味とは、大声を出して相手の悪い点を言ったり、口汚く悪口を吐くことです。
つまり「罵り合い」とはお互いがそのような状態なわけですから、よく使われる言い回しとしては「醜い罵り合い」というものがあります。
そもそも「美しい罵り合い」という表現はありえませんので「罵り合い」という言葉だけで悪い意味合いとなると覚えておくといいでしょう。
「彼女と会えば、罵り合いになるだけだからもう会うことはない」「夫婦でこんな罵り合いを続けて、子供に悪影響だとは思わないのか」「それぞれが都合のいいことを持ち出し、罵り合い、その場の雰囲気は最悪だった」などと使います。
「罵り合い」を使った例文と意味を解釈
「罵り合い」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「罵り合い」を使った例文1
- 「罵り合い」を使った例文2
「罵り合い」を使った例文1
「僕は罵り合いなどしていない、彼が一方的に暴言を吐いただけだ」
お互いが相手をひどく悪く言ったり、大声で悪口を言うという状態が「罵り合い」となります。
つまり例文のようにどちらかが一方的に感情的になった場合は「罵り合い」とは言わないのです。
「罵り合い」を使った例文2
「あの夫婦は、今は罵り合いすらなくすっかり冷えた関係となっているそうだ」
夫婦でお互いのことを悪く言い合うことは、度が過ぎれば夫婦喧嘩という言い方よりも「罵り合い」という表現の方が合います。
しかしその状態すら超えてしまいますと、冷戦状態、仮面夫婦という関係になると例文は言い表しているのです。
「罵り合い」の類語や類義語
「罵り合い」の類語や類義語を紹介します。
- 「暴言の応酬」【ぼうげんのおうしゅう】
- 「悪罵し合う」【あくばしあう】
「暴言の応酬」【ぼうげんのおうしゅう】
「暴言の応酬」とはお互いが暴言を言い合うことです。
まさに売り言葉に買い言葉という状態です。
「しばらく暴言の応酬は続いた」「何とも醜い暴言の応酬に周りの者もあきれ果てた」などと使います。
「悪罵し合う」【あくばしあう】
「悪罵し合う」とは、相手に醜い言葉を使った悪口をお互いに言うことです。
「お互いに自分は正しいと自信がある者同士ゆえに、延々と悪罵し合うのだった」「あんな風に悪罵し合う関係性なのに、なぜ別れないのか不思議だ」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「罵り合い」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。