「粘り強く」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「粘り強く」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「粘り強く」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「粘り強く」の意味
- 「粘り強く」の表現の使い方
- 「粘り強く」を使った例文と意味を解釈
- 「粘り強く」の類語や類義語
「粘り強く」の意味
「粘り強く」とは、物事に対して、よく我慢をして取り組むこと、すぐに諦めずに根気強いことを言い表す言葉です。
- 「粘り強く」の読み方
「粘り強く」の読み方
「粘り強く」の読み方は、「ねばりづよく」になります。
「粘り強く」の表現の使い方
「粘り強く」を使った表現を紹介します。
「粘り強く」とは物がよく粘る性質を持っている時に使う言葉ですが、そこから、人に対しては、物事に対して我慢強い、諦めずに頑張り続けるといった性格や行動を表す言葉として使います。
「粘り強く、話し合いを続けた結果、何とか前向きな返事を得られた」「彼は仕事をすぐに投げ出さずに、粘り強く取り組む人だから信頼して大丈夫」「最初は簡単なことだと考えていたが、相手も粘り強くてそう思った通りにはいかないことがわかった」などと使います。
「粘り強く」を使った例文と意味を解釈
「粘り強く」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「粘り強く」を使った例文1
- 「粘り強く」を使った例文2
「粘り強く」を使った例文1
「彼女が粘り強くて、最後は勝った」
物事に対して、すぐに諦めたり、相手に対して一歩も退かず強い精神力で取り組むことを「粘り強く」と表現します。
また例文のような状況は「粘り勝ち」とも言い換えることができます。
「粘り強く」を使った例文2
「上司が粘り強く、説得しているが、彼の退職の意志は固いと聞く」
例文は、相手との話し合いに、感情的にならず、相手の気持ちに寄り添いながらも自分の希望も伝えるなど、じっくりと取り組むことを「粘り強く」と言い表しています。
「粘り強く」の類語や類義語
「粘り強く」の類語や類義語を紹介します。
- 「長期に渡って」【ちょうきにわたって】
- 「挫折せずに」【ざせつせずに】
- 「じっくりと」
「長期に渡って」【ちょうきにわたって】
「長期に渡って」とは物事をすぐに終わらせようとせず、長い時間をかけることを言います。
「離婚調停がこれほど長期に渡っている人も珍しいと言われた」「長期に渡って、努力を続けてきましたが、今年一杯で店は閉めることにしました」などと使います。
「挫折せずに」【ざせつせずに】
「挫折せずに」という言葉は、決めたことや、努力することを途中で辞めずに頑張っている時に使います。
「彼は勉強とアルバイトで忙しいのに、部活も挫折せずに続けているし本当に偉い奴だ」「挫折せずに頑張ってこれたのは、家族の支えがあったからです」という風に使います。
「じっくりと」
「じっくりと」とは、副詞で、落ち着きがあり、ゆっくりと物事に取り組む様子を表します。
「時間はあるし、じっくりと読ませてもらう」「彼は何かをじっくりと考えている様子だった」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「粘り強く」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。