「口が軽い」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
オフィスや日常会話で「口が軽い」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「口が軽い」の意味
- 「口が軽い」の表現の使い方
- 「口が軽い」を使った例文と意味を解釈
- 「口が軽い」の類語や類義語
「口が軽い」の意味
「口が軽い」の意味は以下の2つです。
1つ目は「秘密などをすぐに人に話してしまうこと」という意味で、言ってはいけないことや、相手が人に知られたくないことなどを知った途端に、他の人に話してしまう性格の人を言います。
「口が軽い」と言えば、こちらの意味でよく使われます。
2つ目は「スムーズによくしゃべる様子」という意味で、テンポ良く軽快にスラスラと話す人のことを言います。
- 「口が軽い」の読み方
- 「口が軽い」と「口が滑る」の違い
「口が軽い」の読み方
「口が軽い」の読み方は、「くちがかるい」になります。
慣用句ですのでこのまま覚えてしまいましょう。
「口が軽い」と「口が滑る」の違い
「口が軽い」と似た意味の言葉に「口が滑る」がありますが、この2つは使い分けがあります。
「口が軽い」は、「話してはいけないことや話すべきでないことを、誰にでも話してしまう性格や様子」という意味です。
元々その人が継続的に持っている性質や性格のことを表しています。
「口が滑る」は、「言うつもりがないのに、ついうっかりと言ってしまう行為」という意味です。
こちらはその時に起きた人の行為を表していて、一時的なことを表します。
「口が軽い」の表現の使い方
「口が軽い」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 悪い意味で使われる
文法的な使い方
「口が軽い」は形容詞ですので、文末にそのまま使えます。
一般的には「口の軽い人」として使われることが多く、名詞形は「口の軽さ」になります。
悪い意味で使われる
「口が軽い」は大切なことや秘密などを簡単に他人に漏らしてしまう人に対して使います。
ビジネスでは「信用できない人」というイメージがあり、悪い意味で使われています。
「口が軽い」を使った例文と意味を解釈
「口が軽い」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「口が軽い」を使った例文1
- 「口が軽い」を使った例文2
「口が軽い」を使った例文1
「今回のプロジェクトには、とにかく口の軽い人は選ばない様にしよう」
新商品の企画や開発のプロジェクトを立ち上げるにあたり、秘密の守れない人はメンバーに選ばない様にする考えを表しています。
「口が軽い」を使った例文2
「彼は、性格はいいのだが、口が軽いのが玉にキズだ」
とても性格が良く、気さくで親切な男性がいるのですが、人のプライベートなことなどをペラペラしゃべってしまうのが困った点であると言われています。
「口が軽い」の類語や類義語
「口が軽い」の類語や類義語を紹介します。
- 「お喋り」【おしゃべり】
- 「噂好き」【うわさずき】
「お喋り」【おしゃべり】
「口数がおおく、余計なことまでペラペラと話す性格の人」という意味です。
「噂好き」【うわさずき】
「他人から聞いた話を、すぐに別の人に伝えてしまう性格の人」という意味です。
「口が軽い」は主に「秘密などをすぐに人に話してしまうこと」という意味で使われます。
言わなくてもいいことまで喋ってしまう性格の人に対して使いましょう。