「居残る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「居残る」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「居残る」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「居残る」の意味
- 「居残る」の表現の使い方
- 「居残る」を使った例文と意味を解釈
- 「居残る」の類語や類義語
「居残る」の意味
「居残る」とは、他の人が帰った後に自分だけが残ることや、定刻を過ぎても帰らずに残ることを言います。
- 「居残る」の読み方
「居残る」の読み方
「居残る」の読み方は、「いのこる」になります。
「居残る」の表現の使い方
「居残る」を使った表現を紹介します。
「居残る」とは動詞で、他の人が帰った後に自分が残ることや、決められた時間を過ぎても、後まで残るという意味になります。
例えば仕事や作業が定刻までに終わらないので、その後も引き続き残るという時に「居残る」という言葉を使うのです。
使い方としては「居残るのは自由だが、残業代は出ないぞ」「今日も一人だけ居残ることにした」「彼女が居残ると言うが、心配なので僕が代ることにした」という風になります。
「居残る」を使った例文と意味を解釈
「居残る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「居残る」を使った例文1
- 「居残る」を使った例文2
「居残る」を使った例文1
「お店を閉めた後も、常連は居残るのが習慣になっていた」
お店が閉まった後は、通常ならば客は帰るものです。
しかし例文のように他の客が帰った後にも残っていることがあります。
このような状態を「居残る」と言います。
「居残る」を使った例文2
「心配で辞めることができないので、アルバイトとして居残ることにした」
退職した後も、その会社に何らかの形で残ることを「居残る」と表現します。
例文の場合は、すっぱり辞めることが心配でできないので、アルバイトという立場になって残るということを言い表しているのです。
「居残る」の類語や類義語
「居残る」の類語や類義語を紹介します。
- 「留まる」【とどまる】
- 「残存」【ざんぞん】
- 「留め置く」【とめおく】
「留まる」【とどまる】
「留まる」とはいくつかの意味合いがある言葉です。
「居残る」と同じ意味合いとしては、その状態、立場のままでいるという意味があります。
「退職せずに、もう少し会社に留まることにした」「病状はさほど進まず、留まっている」などと使います。
「残存」【ざんぞん】
「残存」とは、残っているという意味になります。
「薬が残存していないか心配なのでよく洗う」「すっぱり辞めずに、何だかんだと残存しているメンバーが何人かいる」「ほとんどが、違う場所に行ってしまったが、それでも残存している者は今でも集まって活動している」という風に使います。
「留め置く」【とめおく】
「留め置く」とは、帰らせずに、その場に残させることを言います。
またそのままの状態にしておくという意味でもあります。
「何もしていないのに、疑われて留め置かれた」「とりあえず上司が戻るまで、何とか彼をここに留め置くようにしよう」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「居残る」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。