「押し黙る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「押し黙る」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「押し黙る」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「押し黙る」の意味
- 「押し黙る」の表現の使い方
- 「押し黙る」を使った例文と意味を解釈
- 「押し黙る」の類語や類義語
「押し黙る」の意味
「押し黙る」とは、長い間、ずっと黙っていることを言い表す言葉です。
- 「押し黙る」の読み方
「押し黙る」の読み方
「押し黙る」の読み方は、「おしだまる」になります。
「押し黙る」の表現の使い方
「押し黙る」を使った表現を紹介します。
「押し黙る」とは長い時間、ただじっと黙っているだけで、何も言わないことを言い表す言葉です。
話し合いや質問などにおいて、何を聞いても返答がない時などにこの言葉を使うのです。
人と人とのコミュニケーションにおいて会話は基本ですから「押し黙る」ということは、言えないことがある、言いたくないという意思がある、相手を馬鹿にしている、都合が悪くて困っているなどが考えられます。
どの理由にしましてもあまり前向きではありませんので、どちらかと言えば悪い雰囲気、暗い状況の時に多く使われる印象が強い言葉となります。
「何を聞いても押し黙っている」「自分に都合が悪くなると押し黙る」「この件について聞くと皆一様に押し黙るのだった」などと使います。
「押し黙る」を使った例文と意味を解釈
「押し黙る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「押し黙る」を使った例文1
- 「押し黙る」を使った例文2
「押し黙る」を使った例文1
「とりあえず、そんな風に押し黙るのはやめて、思ったことを言ってみて」
何を聞いても、答えず、ずっと長い時間黙っていることを「押し黙る」と言います。
しかしそれでは相手と心が通じ合うことができません。
例文は、黙っていないで何でも言ってということを言い表しているのです。
「押し黙る」を使った例文2
「村人たちは、何か知っているはずなのに皆、同じように押し黙るのは何故なのだ?」
質問に対して、何も言わずに黙ってしまうこと、沈黙を貫くことを「押し黙る」と言います。
例文は、何か知っていて隠しているようだということを「押し黙る」という言葉で言い表しています。
「押し黙る」の類語や類義語
「押し黙る」の類語や類義語を紹介します。
- 「黙りこくる」【だまりこくる】
- 「だんまりを決め込む」【だんまりをきめこむ】
「黙りこくる」【だまりこくる】
「黙りこくる」とは一言も話さないで、黙ったままということを言い表す言葉です。
相手からすれば、対応に困る態度とも言えるでしょう。
「あそこで、ずっと黙りこくっている」「質問に対して黙りこくるが、雑談には応じる」などと使います。
「だんまりを決め込む」【だんまりをきめこむ】
「だんまりを決め込む」とは、黙って何も言わないと決めて、そうすることを言います。
「どうやら彼らとしては、この件について、だんまりを決め込むようだ」「だんまりを決め込むのは自由だが、時間が勿体ないとは思わないのか」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「押し黙る」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。