「偉ぶる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「偉ぶる」という言葉は日常会話などでもわりと頻繁に使う機会が多いのではないでしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「偉ぶる」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「偉ぶる」の意味
- 「偉ぶる」の表現の使い方
- 「偉ぶる」を使った例文と意味を解釈
- 「偉ぶる」の類語や類義語
「偉ぶる」の意味
「偉ぶる」とは偉そうにする、いかにも自分は偉い人であるといった風に振舞うことを言います。
- 「偉ぶる」の読み方
「偉ぶる」の読み方
「偉ぶる」の読み方は、「えらぶる」になります。
「偉ぶる」の表現の使い方
「偉ぶる」の表現の使い方を紹介します。
「偉ぶる」を使った例文と意味を解釈
「偉ぶる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
「偉ぶる」とは動詞で、偉そうにすること、いかにも偉い人であると振舞うことという意味です。
意味合いからわかりますように、いい意味ではありませんし、当人に直接言うのは、叱責、皮肉、暴言ともなります。
人間関係が悪化する恐れがありますので慎重になりましょう。
「偉ぶる」は人の様子などを言い表す時に使う言葉であり、面と向かって本人に言うのは考える必要があると覚えておきますと失敗することがないでしょう。
また否定形を使うことで、褒め言葉として使うことはできます。
例えば「あの社長さんはちっとも偉ぶるところがない」などと言いますのは、本来ならば偉いのに、謙虚な人だという意味合いになります。
日本人は遠慮深かったり、謙虚な方が美徳だと考える人が多いですので「偉ぶる」という態度は嫌われやすいとも言えるでしょう。
- 「偉ぶる」を使った例文1
- 「偉ぶる」を使った例文2
「偉ぶる」を使った例文1
「彼女は最近、急に偉ぶるようになったが、一体何があったのだ」
「偉ぶる」とは、偉そうにする、いかにも偉い人間であるかのように振舞うという意味になります。
どちらも、人から見ていいものではなく好感度は下がるものです。
ですから、例文のように一体何があって、そうなったのだと疑問を持たれることとなるでしょう。
「偉ぶる」を使った例文2
「先生は偉ぶったところがなく、本当に謙虚な性格で、私は心から尊敬している」
立派で本来はとても偉い人だと尊敬される立場にある人なのに、謙虚で偉そうに振舞ったりしないことに、心から尊敬すると例文は言い表しているのです。
「偉ぶる」の類語や類義語
「偉ぶる」の類語や類義語を紹介します。
- 「増長する」【ぞうちょうする】
- 「横柄になる」【おうへいになる】
「増長する」【ぞうちょうする】
「増長する」とは本来は次第に大きくなるという意味なのですが、現在は良くないことに対して使う言葉です。
思い上がり、付け上がりといった意味になります。
「妻の怠惰は、年々増長するばかりだ」「おだれられて、増長する浅はかな奴」などと使います。
「横柄になる」【おうへいになる】
「横柄になる」とは人を見下したようになること、偉そうな態度をとることを言います。
「出世すると、横柄になる人は多い」「彼は年々横柄になる」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「偉ぶる」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。