「こせこせ」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「こせこせ」とは?意味

「こせこせ」とは、「精神的に気持のゆとりが見られずに、目の前にあるとても小さなことに気がとらわれて落着くことがない心境」や「細かなことにこだわり過ぎてゆったりとできない心の状態」といったような意味がある言葉です。

簡単に言うと、「落ち着きがない」ということになります。

「こせこせ」の表現の使い方

「こせこせ」とは、「落ち着きななく、ちょっとしたことでも、心の動揺がある」という解釈ができますので、他人から見た時に大したことでもないのに、非常に動揺している人を指して使うことがあります。

「あの人はこせこせしている」というような言い回しがあります。

「こせこせ」を使った例文と意味を解釈

では、ここで「こせこせ」を使った例文を見ながら、具体的な活用場面を想像してみてください。

そうすることで、この言葉の活用法が理解できると思います。

• 「こせこせ」を使った例文1
• 「こせこせ」を使った例文2

「こせこせ」を使った例文1

「隣に立っていたオジサンは、こせこせとした動きをしていたので、こちらまで落ち着かない気持ちになってしまった」

「こせこせ」している人は、常に何かに怯えていたり、悩んでいたりするように感じてしまいます。

そのような人が近くにいると、こちらまで落ち着かなくなるので「こせこせ」した人は意外と敬遠されてしまうことがあります。

「こせこせ」を使った例文2

「彼は昔からこせこせした人物なので、信用することができないのだ」

「こせこせ」は「ちょっとしたことでも、すぐに焦ってしまう」というような意味がありますが、その振る舞いがどことなく「せこい」感じに伝わることがあります。

この例文では、「こせこせ」していることが、人の信頼を失っているのかもしれません。

「こせこせ」の類語や類義語

「こせこせ」を他の言葉で言い換えるなら、どのような類義語があるか紹介していくことにしましょう。

• 「あくせくする」
• 「ゆとりのない」

「あくせくする」

「あくせくする」が「こせこせ」に近い意味を持つ言葉として使うことができます。

「行動や物腰がゆったりとしていなくて、どこか慌ただしい印象があり、心にゆとりのない状態」という意味で使われている言葉です。

「ゆとりのない」

「ゆとりのない」も「こせこせ」と同じような意味を持つ言葉で、「物事に対してすぐに動揺してしまうさま」、「余裕のないさま」とうう解釈で理解することができます。