「オーバーな話」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「オーバーな話」という表現は、実際より大袈裟だと思った時に使われます。
目次
- 「オーバーな話」の意味とは?
- 「オーバーな話」の表現の使い方
- 「オーバーな話」を使った例文と意味を解釈
- 「オーバーな話」の類語や類義語
「オーバーな話」の意味とは?
「オーバーな話」とは、実際より大きく話す、話したことに対して使う言葉です。
「少しオーバーな話になってしまった」と言えば、実際よりも大きく話してしまったという解釈になり、例えば、少し足をぶつけただけなのに骨折でもしたかのように話した時などがそれに当たります。
人の話について、とてもそのままは信じられないと思った時に「さすがにそれはオーバーな話だろう」のように使うこともでき、無理に話を大きくしていることが表現されている言葉になります。
「オーバーな話」の表現の使い方
「オーバーな話」の表現の使い方を紹介します。
何故実際より大きく表現することがあるのかと言えば、遭えて誇張したいと思った時や、ついそのように表現してしまったという場合が多いと考えていいでしょう。
中にはどんなことでも誇張するような人も居るものですが、そのような人は本当に大きなことがあった時でも、いつものことだと思われてしまって特に驚いてもらえなくなる懸念があります。
「オーバーな話」を使った例文と意味を解釈
「オーバーな話を使った例文と、その意味の解釈です。
特には誇張せずとも大きなことを、遭えて更にオーバーな話にするという場合もあるものです。
- 「オーバーな話」を使った例文1
- 「オーバーな話」を使った例文2
「オーバーな話」を使った例文1
「交通事故を見たことについて、少しオーバーな話にして伝えてしまった」
事故を目撃したことについて、実際以上に大きな話にして誰かに伝えたと言っています。
そのようなことはつい大きく話してしまいがちですが、あまりいいことだとは言えません。
「オーバーな話」を使った例文2
「60センチのバスを釣ったとか、どうせオーバーな話にしているんだろう」
このバスとはブラックバスのことで、ルアーフィッシングで人気の魚ですが、体長が60センチを超えるような大物は滅多に掛かるものでもありません。
本当はそんなに大きくなかったのに、見栄を張ってそのように話しているのだろうと使っている例になります。
「オーバーな話」の類語や類義語
「オーバーな話」の類語や類義語を紹介します。
どちらも似た意味の言葉になります。
- 「大言壮語」【たいげんそうご】
- 「大風呂敷」【おおぶろしき】
「大言壮語」【たいげんそうご】
実力以上の大きく話すことを意味します。
「あいつはいつも大言壮語だから」と使った場合、実際以上に能力があるように見せている、実際に行ったことをそれより大きく(オーバーな話にして)話しているという意味になります。
「大風呂敷」【おおぶろしき】
上の「大言壮語」とほとんど同じ意味の言葉です。
これを広げると用いることが多く、「すぐに大風呂敷を広げる奴だ」などと使います。
「大風呂敷にも困ったものだ」とそのまま使っても意味は変わりません。
何事についても、無理にオーバーな話にする必要はどこにもありませんが、ついそのように話してしまう(しまいたい)ことも人間として時にはあるかも知れません。