「黄泉戸喫」(よもつへぐい)とは?意味の語源
この「黄泉戸喫(よもつへぐい)」は、あくまで言い伝えだと考えておいてください。
目次
- 「黄泉戸喫(よもつへぐい)」とは?
- 「黄泉戸喫(よもつへぐい)」の概要
「黄泉戸喫(よもつへぐい)」とは?
「黄泉戸喫(よもつへぐい)」とは、黄泉の国のものを飲食することです。
「黄泉の国」とは、一般的に死後の世界である「あの世」と呼ばれている場所のことで、そこでの飲食がこのように表現されます。
「黄泉戸喫(よもつへぐい)」の概要
黄泉の国で飲食してしまうと、もうこの世には戻って来られないと言われています。
日本では、古事記の中にそのような話が載っている箇所があり、海外でも直接この言葉ではないものの、意味として一緒の話がギリシャ神話に登場します。
どちらも黄泉の国から誰かをこの世に連れ帰ろうとしたものの、既にそこで飲食してしまっていた為にそれが無理だったという内容です。
この「黄泉戸喫(よもつへぐい)」は、一部の歴史書や海外の神話の中でそのようなルールがあると考えられているだけで、まともに捉える必要はありませんが、そのようなものに興味がある人は覚えておくといいかも知れません。