「覚え書き」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「覚え書き」の意味

「覚え書き」とは、大事なこと、必要で忘れては困ることを書きつけたもの、大事なメモのことを言います。

• 「覚え書き」の読み方

「覚え書き」の読み方

「覚え書き」の読み方は、「おぼえがき」になります。

「覚え書き」の表現の使い方

「覚え書き」を使った表現を紹介します。

「覚え書き」とは、必要なこと、大事なことが書いてあるメモのことを言います。

また自分が思ったことを何となく書き綴ったものを「私の覚え書き」という風に言ったりもします。

そして、自分の論文などに「覚え書き」と題名にするのは、謙遜ということになります。

ただし、ビジネス上においての「覚え書き」というのは単なる個人的メモ扱いではないこともあります。

正式な契約書ではないものの、それに準ずる扱いといった意味合いもあります。

仕事上でやり取りされる文書としての「覚え書き」なのか、単なる個人的な必要事項を書いたメモとしての「覚え書き」なのかは、前後にある言葉、場の雰囲気によって判断するようにしましょう。

「覚え書き」を使った例文と意味を解釈

「覚え書き」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「覚え書き」を使った例文1
• 「覚え書き」を使った例文2

「覚え書き」を使った例文1

「この箱には私の幼い頃からの覚え書きが入ってある、昔から何でも書いておく癖があったのだ」

「覚え書き」とは、自分が思いついたこと、思うままに綴ったものという意味があります。

例文の場合は、自分の書いたもの、記録といったものを「覚え書き」と言い表しているのです。

日記、アイデア、詩、小説など、種類は人によって色々です。

「覚え書き」を使った例文2

「約束を忘れたという言い訳はできませんよ、こうやって覚え書きを残しているのですから」

「覚え書き」とは仕事上では、契約書と同じような効力を持つものもあります。

例文の場合は、覚え書きを残してあるということで、そこには契約の内容など双方が取り決めたことが詳しく書いてあるのでしょう。

その場合は「そんな約束はしていない」と言い逃れは難しいと言っているのです。

「覚え書き」の類語や類義語

「覚え書き」の類語や類義語を紹介します。

• 「手記」【しゅき】
• 「ポストイット」【ぽすといっと】

「手記」【しゅき】

「手記」とは、自分が書いて記した文書のことを言います。

多くは自分の体験したこと、思いなどを書いたものです。

「彼の手記を読めば、当時の雰囲気などが伝わってくる」「今になって、手記を発表するなんて、どういうつもりだ」などと使います。

「ポストイット」【ぽすといっと】

「ポストイット」とは商品名であり、付箋のことを言います。

付箋とはメモ書きを貼り付ける小さな紙のことを言います。

自分で糊やテープを貼らなくてもよい、市販の製品のことを一般的に「付箋」と言うようになり「ポストイット」は代表的な商品なのです。

「私はとりあえずポストイットに書いてどんどん手帳にはさんでおく」という風に使います。