「トライ&エラーを繰り返す」の意味とは?「トライアル&エラー」が正しい?類語や例文など詳しく解釈!
この「トライ&エラーを繰り返す」ことは、新製品や新サービスの開発には不可欠だと言えるでしょう。
目次
- 「トライ&エラーを繰り返す」とは?
- 「トライ&エラーを繰り返す」の表現の使い方
- 「トライ&エラーを繰り返す」を使った例文と意味を解釈
- 「トライ&エラーを繰り返す」の類語や類義語
「トライ&エラーを繰り返す」とは?
「トライ&エラーを繰り返す」とは、試しては失敗する(決して意図的ではなく、結果的に)ことの繰り返しという意味で使われる言葉です。
先のように、新しいものはこれによって生み出されると言っても過言ではありません。
そこまでこれを繰り返さずに完成した形になることもあれば、いくら繰り返してもそれに至らず、諦めてしまう場合もあるでしょう。
よって、これを行ったからといって必ず結果がついてくるというものではなく、その手段や方法なども大切になります。
「トライ&エラーを繰り返す」の表現の使い方
「トライ&エラーを繰り返す」の表現の使い方を紹介します。
これを行わずに簡単に目標としたものが生み出されることもありますが、日常的に目にするテレビや自動車などの工業製品は、どれもこの結果によってその形(完成形)となったものだと考えてください。
その対象を購入したり、使用するのは簡単かも知れませんが、それが存在しているのは多くの場合で開発者のトライ&エラーの繰り返しの賜物です。
この言葉はユーザー側にはあまり縁がないかも知れませんが、開発する側は嫌というほどそれを行ってきています。
- 「トライ&エラー」ではなく正確には「トライアル&エラー」?
「トライ&エラー」ではなく正確には「トライアル&エラー」?
この「トライ&エラー」という言葉は、実は和製英語です。
英語では“trial and error”と表記する為、「トライアル&エラー」とするのが正しい表現になります。
ですが、そこまで気にして使うことあまりない為、ビジネスでも「トライ&エラー」と平気で使っており、それでは間違いだと指摘でもされない限りはそれほど気にすることはありません。
「トライ&エラーを繰り返す」を使った例文と意味を解釈
「トライ&エラー」を使った例文と、その意味の解釈です。
これを何度も繰り返したからといって、必ず成功に近付くとも限りません。
- 「トライ&エラーを繰り返す」を使った例文1
- 「トライ&エラーを繰り返す」を使った例文2
「トライ&エラーを繰り返す」を使った例文1
「トライ&エラーを繰り返すこと5回、ようやく悪い点が分かってきた」
何度もトライ&エラーを繰り返したことで、直すべき所が見えてきたと使っています。
「失敗は成功の母」(成功は何度もの失敗を糧に生み出されるものだという意味です)という言葉がありますが、正にこれがその例です。
「トライ&エラーを繰り返す」を使った例文2
「トライ&エラーを繰り返すだけで、一向に先に進む気がしない」
こちらは逆に、何度失敗しても悪い部分の修正ができない(その理由が分からない)と言っています。
このような場合、今のままではうまくいかない根本的な理由があるのかも知れません。
「トライ&エラーを繰り返す」の類語や類義語
「トライ&エラーを繰り返す」の類語や類義語を紹介します。
この言葉は日本語ではこう表現されます。
- 「試行錯誤を繰り返す」【しこうさくごをくりかえす】
「試行錯誤を繰り返す」【しこうさくごをくりかえす】
「トライ(アル)&エラー」は、「試行錯誤」と言い換えられます。
よって、試行錯誤を繰り返すことはトライ&エラーを繰り返すことと同じです。
下手に横文字で「トライ&エラーを繰り返す」と使うより、試行錯誤の方が場に合っている場合も少なくありません。
「トライ&エラー」は、ただ繰り返せばいいというものではなく、失敗の都度何が悪かったのかを考えながら行わないと意味がありません。
それがうまくできるかどうかが最大のポイントになると言っていいでしょう。