「でっち上げる」の意味とは!類語や例文!
皆さんは「でっち上げる」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
この言葉のフレーズからは、何やら胡散臭い印象を覚える感じがします。
では、どのような意味で、どんなシチュエーションで使われるのでしょうか?
今回はこの「でっち上げる」に着目して見ていくことにしましょう。
目次
- 「でっち上げる」とは?意味
- 「でっち上げる」の表現の使い方と注意点!
- 「でっち上げる」を使った例文と意味を解釈
- 「でっち上げる」の類語や類義語
「でっち上げる」とは?意味
「でっち上げる」とは、「ありもしないことをいかにも本当のことであるかのように見せかけたり、まともな体裁に整えること」という意味があります。
「でっち上げる」の表現の使い方と注意点!
「でっち上げる」は「あたかも本物のように虚偽な出来事を実際に起きたかのように思わせること」という意味で理解することができるので、目の前に起きているフェイクな出来事を真実のように思われる行為を指して使うことがあります。
「でっち上げる」を使った例文と意味を解釈
ここでは「でっち上げる」を使った例文をいくつか挙げてみますので、具体的な活用シーンとしてイメージしてみてください。
- 「でっち上げる」を使った例文1
- 「でっち上げる」を使った例文2
「でっち上げる」を使った例文1
「あいつらはありもしない話を時折でっち上げて人を騙しているので、気を付けなければならない」
話を「でっち上げる」ことで、周りの人達を信じこませている集団のようですが、かなり怪しいグループのようです。
しかし、彼らの語り口調がもっともらしく聞こえることが、とても恐ろしく思えます。
「でっち上げる」を使った例文2
「彼は嘘をでっち上げることが、上手いので、どんな人でも、コロッと騙されるのてす」
話を「でっち上げる」人は、話し方も巧みで上手なのでしょう。
冷静に考えれば、嘘だと分かっていることでも、本当のことのように思えるのですから、よほど注意しておかないと大変です。
「でっち上げる」の類語や類義語
「でっち上げる」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「捏造する」【ねつぞうする】
- 「すり替える」【すりかえる】
「捏造する」【ねつぞうする】
「捏造する」が「でっち上げる」の類義語として扱うことができます。
これは「事実でないことや根も葉もないことを、いかにも事実のように仕立てあげること」という意味になります。
「すり替える」【すりかえる】
「すり替える」も「でっち上げる」の類義語として挙げることができるでしょう。
「周りの人達に気づかれないように、そっと別のものに取り替えること」という意味を持っています。
「でっち上げる」という言葉の意味や使い方を紹介してきましたが、この言葉の言葉が使われるシーンとしては、やはり人を騙しているケースになることが分かったことと思います。
このように「でっち上げる」ことの多くは、悪いことなのですが、時として人のために、実際になかったことを「でっち上げる」ことで、他人を安心させたりすることもあります。
悪いイメージが先行しがちの「でっち上げる」ですが、使い方によっては、異なる印象を受けるかもしれません。