「山々ですが」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「山々ですが」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「山々ですが」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「山々ですが」の意味
- 「山々ですが」の表現の使い方
- 「山々ですが」を使った例文と意味を解釈
- 「山々ですが」の類語や類義語
「山々ですが」の意味
「山々ですが」とは、心から望んでいるけれどそうはできないという意味と、せいぜい、それが限度、という意味の二通りがあります。
- 「山々ですが」の読み方
「山々ですが」の読み方
「山々ですが」の読み方は、「やまやまですが」になります。
「山々ですが」の表現の使い方
「山々ですが」を使った表現を紹介します。
「山々ですが」とは大きく分けて二通りの意味があります。
どちらも副詞的に使うのですが、一つは、そうしたいと思ってはいるけれどといった意味です。
「行きたいのは山々ですが、その日はどうしても仕事が外せない」「彼女と付き合いたいのは山々ですが、他に好きな人がいるらしくて」という風に使います。
そして二つめの使い方としては、それが限界である、せいぜいといった意味です。
「私が頑張ったところで、真ん中ぐらいの順位が山々ですが」「急いで作業しても、出来上りは100個ぐらいが山々ですが何とか頑張ります」という感じで使います。
どのような意味合いになるのかは、前後にある言葉を見れば判断は難しくないでしょう。
「山々ですが」を使った例文と意味を解釈
「山々ですが」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「山々ですが」を使った例文1
- 「山々ですが」を使った例文2
「山々ですが」を使った例文1
「自分の家を買いたい気持ちは山々ですが、今は我慢します」
「山々ですが」とは、そうしたい気持ちはあるのですがという意味で使います。
例文の場合は自分の家を買いたいという気持ちは、心からあるのだが、今はまだ無理なので我慢するということを言い表しているのです。
「山々ですが」を使った例文2
「私は頑張っても3番手ぐらいが山々ですが、それでも努力は続けます」
「山々ですが」には、それが限界である、せいぜいという意味があります。
例文は、自分は頑張っても、三番手につくぐらいが限界である、その程度であると言っているのです。
「山々ですが」の類語や類義語
「山々ですが」の類語や類義語を紹介します。
- 「思ってはいますが」【おもってはいますが】
- 「その程度ですが」【そのていどですが】
「思ってはいますが」【おもってはいますが】
「思ってはいますが」とは、そうしたいという気持ちがあるがという意味になります。
何かを望んでいるけれど、そうはできないという時に使う言い方です。
「早く結婚したいと思ってはいますが、今はお互いの仕事が忙しくて無理なのです」などと使います。
「その程度ですが」【そのていどですが】
「その程度ですが」とは、せいぜいそのぐらいである、限度はこれぐらいであるといった意味合いで使います。
「ルールを知っている、その程度ですが観るのは好きです」「私は頑張ってもその程度ですが、彼は違います」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「山々ですが」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。