「埃臭い」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話や小説などで「埃臭い」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「埃臭い」の意味
- 「埃臭い」の表現の使い方
- 「埃臭い」を使った例文と意味を解釈
- 「埃臭い」の類語や類義語
「埃臭い」の意味
「埃臭い」の意味は以下の2つです。
1つ目は「こまかいゴミが溜まっていたり、空中を漂っている様子」という意味で、長い間掃除をしていない部屋や空間などで、床や家具の表面に細かいゴミが積もっていたり、近寄った時の風圧で細かいゴミが空中に舞い上がる状態を表しています。
2つ目は、「ほこりにまみれた様な枯れたにおいがすること」という意味で、汚れた場所に行った時に漂う独特の嫌なにおいのことを言います。
代表的なのは、夏に夕立が起きた時の外のにおいですが、中にはこのにおいが好きだという人もいます。
- 「埃臭い」の読み方
- 「埃臭い」を分解して解釈
「埃臭い」の読み方
「埃臭い」の読み方は、「ほこりくさい」になります。
「埃」という漢字が難しいので平仮名表記することもあります。
「埃臭い」を分解して解釈
「埃臭い」は「埃+臭い」で成り立っています。
「埃」は「粉の様に細かいちり」「俗世間の部分」という意味があります。
「臭い」は「不快なにおいがする」という意味の他に、名詞などに付き「~の様なにおいがする」「~の様である」という意味があります。
これらの言葉が組合わさり「粉の様に細かいちりのにおいがする」という意味で使われる様になりました。
「埃臭い」の表現の使い方
「埃臭い」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 不潔なイメージとして使う
文法的な使い方
「埃臭い」は形容詞であり、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「埃臭く」になり、名詞形は「埃臭さ」になります。
不潔なイメージとして使う
「埃臭い」は、常ににおっているものではなく、何かのきっかけで人がにおいを感じたり、その様な場所であると思うことを言います。
対象となるものが不潔であることを表すので、人の部屋などに対して使う時には注意しましょう。
「埃臭い」を使った例文と意味を解釈
「埃臭い」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「埃臭い」を使った例文1
- 「埃臭い」を使った例文2
「埃臭い」を使った例文1
「風が強かった時に洗濯物を干しておいたら埃臭くなった」
風が強い時に洗濯物を干したところ、埃や塵が付いて何となく嫌なニオイになったことを表しています。
「埃臭い」を使った例文2
「祖母の家にある蔵の中は埃臭い」
昔の家で蔵があるのですが、その中が古びていて埃まみれでにおいがすることを表しています。
「埃臭い」の類語や類義語
「埃臭い」の類語や類義語を紹介します。
- 「エアコン臭い」【エアコンくさい】
- 「塵の多い」【ちりのおおい】
「エアコン臭い」【エアコンくさい】
「長い間掃除をしていないエアコンのフィルターのにおい」という意味です。
「塵の多い」【ちりのおおい】
「細かいゴミが多くあり、不衛生な様子」という意味です。
「埃臭い」は「こまかいゴミが溜まっていたり、空中を漂っている様子」「ほこりにまみれた様な枯れたにおいがすること」という意味があります。
風が強い時や、にわか雨が降った時に使いましょう。