「頼みの綱」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「頼みの綱」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは「頼みの綱」という言葉について詳しく解説していきます。
それでは一緒に見ていきましょう。
目次
- 「頼みの綱」の意味
- 「頼みの綱」の表現の使い方
- 「頼みの綱」を使った例文と意味を解釈
- 「頼みの綱」の類語や類義語
「頼みの綱」の意味
「頼みの綱」とは頼り、すがるものを綱にたとえていう言葉です。
- 「頼みの綱」の読み方
「頼みの綱」の読み方
「頼みの綱」の読み方は、「たのみのつな」になります。
「頼みの綱」の表現の使い方
「頼みの綱」の表現の使い方を紹介します。
「頼みの綱」とは頼り、すがるものを綱に例えていう言葉ですから、その相手とは人であったり、物事であったりします。
「面接に落ちた今となってはこのバイトだけが頼みの綱だ」などと言う場合は、アルバイトから得られる収入が生活費になっていて頼っているという意味になります。
また誰かを頼る、すがるという場合も「彼のことを頼みの綱としている」「今の僕は、社長の厚意だけが頼みの綱だ」などと使います。
「頼みの綱」を使った例文と意味を解釈
「頼みの綱」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「頼みの綱」を使った例文1
- 「頼みの綱」を使った例文2
「頼みの綱」を使った例文1
「彼女から見捨てられ、頼みの綱が切れてしまった」
「頼みの綱」とは、頼る存在、すがる存在のことを言い表す言葉です。
例文の場合は「頼みの綱」としていた彼女から見捨てられたことで、頼る存在がいなくなってしまった、頼ることができないという意味合いになります。
「頼みの綱」を使った例文2
「誰かを頼みの綱にして生きるのは、とても危険だと思う」
誰かに頼って、縋って生きることを「頼みの綱にして生きる」という風に言い表しますが、このような生き方を否定するわけではないのですが、もしもその人がいなくなったら自分一人で自立できないという状態になることを考えますと、少々危なっかしい生き方だとも言えるでしょう。
そのようなことを例文は言い表しているのです。
「頼みの綱」の類語や類義語
「頼みの綱」の類語や類義語を紹介します。
- 「より所」【よりどころ】
- 「手づる」【てづる】
- 「奥の手」【おくのて】
「より所」【よりどころ】
「より所」とは頼るところ、自分の支えとなるものを言います。
「彼の存在だけが私の心のより所なのです」「身のより所を求めるようなことはもう止めたい、一人で生きて行く覚悟を決めた」などと使います。
「手づる」【てづる】
「手づる」とは物事を行う上で、頼りになる人やもののことを言います。
縁故、頼り、つてという意味合いでもあります。
「手づるを求める」「私はお前たちの都合のいい手づるになる気はない」という風に使います。
「奥の手」【おくのて】
「奥の手」とはとっておきの、有力な手段のこと、最後の手段といった意味になります。
「こうなったら奥の手を使うよりあるまい」「放置しておいても大丈夫、彼女には奥の手があるのだから」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「頼みの綱」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。