「脈々」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「脈々」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「脈々」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「脈々」の意味
- 「脈々」の表現の使い方
- 「脈々」を使った例文と意味を解釈
- 「脈々」の類語や類義語
「脈々」の意味
「脈々」とは、途絶えずに、力強く続いていることを言う言葉です。
- 「脈々」の読み方
「脈々」の読み方
「脈々」の読み方は、「みゃくみゃく」になります。
「脈々」の表現の使い方
「脈々」の表現の使い方を紹介します。
「脈々」とは途絶えずに、力強く続いていることを表す言葉です。
一般的には、あまり大々的なものでなく、地味であっても確実に続いているといったことに使います。
よく使われる言い方が「伝統が脈々と息づいている」「脈々と受け継がれてきた」といったものになります。
「脈々」を使った例文と意味を解釈
「脈々」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「脈々」を使った例文1
- 「脈々」を使った例文2
「脈々」を使った例文1
「少数ではあるが愛好者によって、この技法は脈々と受け継がれている」
技術、技法といったものが、マイナーではあっても長い間途切れることなく受け継がれていく、その様子を「脈々」という言葉で言い表しています。
「脈々」を使った例文2
「支店を出すこともなく地味な営業を脈々と続けてきた」
経営を細々と長く続けてきたということを「脈々」という言葉で表現します。
大規模ではないのですが、地道、堅実にといったことに使われます。
「脈々」の類語や類義語
「脈々」の類語や類義語を紹介します。
- 「継続」【けいぞく】
- 「継承」【けいしょう】
- 「連綿」【れんめん】
- 「連連」【れんれん】
「継続」【けいぞく】
「継続」とはそれ以前からの状態が途切れずに続いていくこと、続けること、また受け継ぐことといった意味で使います。
「営業日は減りますが、店は閉めずに継続していきます」「ダイエットは継続することが大事で、すぐに効果は出ないものだ」などと使います。
「継承」【けいしょう】
「継承」とは、先の人から、身分、権利、義務、財産、技術といったものを受け継ぐことを言います。
「彼が継承者として選ばれたらしい」「継承したものを、次に繋げていくという責任もある」などと使います。
「連綿」【れんめん】
「連綿」とは、途絶えずに長く続くことをいいます。
「連綿と続く伝統行事を我々の代で終わらせるわけにはいかない」「連綿と続く血統」「書道において、字が切れずに連続して書かれているものを連綿体と言う」という風に使います。
「連連」【れんれん】
「連連」とは、続いていることが、絶えることがないさまを言う言葉です。
「ただ連連と思ったことをノートに書いていく」「人の悪口、噂などを連連と話し続ける人達とは距離を置く」「昔から連連と続いているらしいが、これは本当に今の時代に、必要な行事なのだろうか」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「脈々」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。