「失望」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「失望」の意味

「失望」とは、自分の希望した通りにならずに、落ち込んだ気持ちになること、希望を持てなくなることを言います。

• 「失望」の読み方

「失望」の読み方

「失望」の読み方は、「しつぼう」になります。

「失望」の表現の使い方

「失望」の表現の使い方を紹介します。

「失望」とは期待が外れる、がっかりするといった時に使われる言葉です。

また希望を失うという意味合いもあります。

物事や人に対して使う言葉ですが、人に対して使う場合は、相手が自分の思い通りにならないことでがっかりするといった意味合いと、相手の人間性などに幻滅するといった意味合いと両方使えます。

ですが、どちらの場合にしても相手を否定していることになりますので、面と向かって言う場合は捨て台詞であったり、喧嘩、叱責といった形になることが多いでしょう。

関係性を壊す恐れもある言葉として使い方には注意してください。

「あなたには失望した」「彼が酒に酔ってこんな振舞いをするとは、大いに失望した」「僕はいつも父を失望させてきた、今度は期待に応えたい」などと使います。

「失望」を使った例文と意味を解釈

「失望」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「失望」を使った例文1
• 「失望」を使った例文2

「失望」を使った例文1

「一社、不採用だったぐらいでそんなに失望することもないだろう」

あてが外れてがっかりしたり、悲観的になることを「失望」と言います。

例文は、一社ぐらい不採用になったからと言って、がっかりして悲観的になることはないと励ましているのです。

「失望」を使った例文2

「彼女はしっかり仕事をしていると思っていたのに、あっさり辞めたと聞いて失望した」

相手に対して、期待したことが外れた時に「失望」という言葉を使います。

がっかり、期待外れという意味なのですが本人に直接言うのは控えた方がいいでしょう。

「失望」の類語や類義語

「失望」の類語や類義語を紹介します。

• 「気落ち」【きおち】
• 「悲観」【ひかん】

「気落ち」【きおち】

「気落ち」とは、落ち込んでしまうこと、気力がなくなることを言います。

簡単に言えばがっかりしている様子のことです。

「上司は大事な場面でミスってしまい、気落ちしている」「彼は相当の努力をしたが、今年も不合格ですっかり気落ちした様子だ」などと使います。

「悲観」【ひかん】

「悲観」とは、先のことを悪く考えて落ち込むことを言います。

考え方自体が、マイナス思考であったり、最初から悪いという先入観にとらわれていることでもあります。

「そんなに悲観的なことを言うな」「将来を悲観したのか、母は泣き出した」などと使います。