「もろに」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
私達が日頃から使っている日本語にも色々な言葉があります。
何気なく意識することなく使っている言葉ほど、意味を正しく理解していないことが多いかもしれません。
例えば「もろに」という表現などは、それに当てはまる言葉ではないでしょうか?
今回は、この「もろに」についてフォーカスしていくことにします。
目次
- 「もろに」とは?意味
- 「もろに」の表現の使い方
- 「もろに」を使った例文と意味を解釈
- 「もろに」の類語や類義語
「もろに」とは?意味
「もろに」とは、「まともに」、「直接的に」、「完全に」という意味がある言葉です。
「もろにぶつかった」などのような言い回しで使われていますが、「まともにぶつかった」という解釈かできます。
「もろに」の表現の使い方
「もろに」は敵からダイレクトに攻撃を受けた時などに「もろに受けた」という言い方がされます。
「まともに攻撃を受けてしまった」という意味になり、かなりのダメージに繋がり大きな被害を生んでしまうことになります。
「もろに」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「もろに」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「もろに」を使った例文1
- 「もろに」を使った例文2
「もろに」を使った例文1
「ゴルフ場で後のパーティーから飛んで来たボールをもろに頭に受けて、大きな怪我をしてしまったのです」
「もろに」ゴルフボールが頭に当たってしまったなら、飛んだもなく大きな怪我をしてしまうことになります。
下手をすると、生命の危機にさらされるかもしれません。
めったにあることではないですが、こんな「もろに」はご免被りたいものです。
「もろに」を使った例文2
「今、通り過ぎたあの子って、すごく可愛くて、もろ好みだったなあ。また何処かで会いたいよ」
通り過ぎた女の子が自分の好みだった時に、「もろ」好みという表現で言うことがあります。
でも、本命の彼女を連れている時にこんなしぐさを見せるだけで、即アウトとなるので、注意しましょう。
「もろに」の類語や類義語
「もろに」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような類義語があるかを見ていくことにします。
- 「ダイレクトな」【だいれくとな】
- 「まともに」
「ダイレクトな」【だいれくとな】
「ダイレクトな」という言葉が「もろに」の類義語として挙げることができます。
「直接的に」という意味を持っている表現で、下手に小細工をせずにストレートな発言や行動をする印象を受ける言葉です。
「まともに」
「まともに」も「もろに」と同じ意味を持つ言葉で、「きちんと向かい合うこと」ちという意味で使われています。
「もろに」という言葉の意味や具体的な活用シーンを紹介してきましたが、このようにあらためて見ていくと、結構使える言葉であることが分かるかと思います。
ただ「もらにぶつかった」や「もろに影響を受けた」という言い回しを聞くと、少し乱暴で粗っぽい印象を受ける語感の言葉でもあるので、使い方については、そのシチュエーションを見ながら、判断していく必要がありそうです。
この手の言葉は他にも色々とありますので、時間がある時に、じっくりと調べてみるのもおすすめです。