「いわれはない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「いわれはない」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
この表現は、普段の生活の中やビジネスの世界でも時折使われています。
この言葉には、心象を悪くさせてしまうイメージがあるのですが、どのような意味があるのでしょうか?
目次
- 「いわれはない」とは?意味
- 「いわれはない」の表現の使い方
- 「いわれはない」を使った例文と意味を解釈
- 「いわれはない」の類語や類義語
「いわれはない」とは?意味
「いわれはない」とは、「正当な理由が存在しない」、「納得のいく根拠がない」、「筋合いはない」というような意味で使われる表現です。
「いわれはない」の表現の使い方
「いわれはない」は「正当な理由が存在しない」というような意味がありますが、全く自分に身の覚えのないことを言われたりした場合に使われることがあります。
「筋合いはない」という意味合いもあり、「いわれはないことだ」というような言い回しで出てきます。
「いわれはない」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「いわれはない」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにします。
- 「いわれはない」を使った例文1
- 「いわれはない」を使った例文2
「いわれはない」を使った例文1
「アンタに呼び捨てにされるいわれはない。さっさと目の前から消えてくれ」
かなり頭に来ているような印象を覚える例文ですが、このような言葉を発した人は、相手から「筋合いのない」ことを言われたのかもしれません。
「目の前から消えてくれ」とまで言わしめているのですから、余程怒っているのだと思われます。
「いわれはない」を使った例文2
「我々が彼らから差別されるいわれはない。誇りをもって生きているのだから」
世の中からいつになると、差別的がなくなるのでしょうか?
世界には不当な差別を受けている民族・人種が数多く存在していますが、「いわれはない」扱いに怒っているのです。
「いわれはない」の類語や類義語
「いわれはない」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるのかを見ていくことにします。
- 「理由なき」【りゆうなき】
- 「不当な」【ふとうな】
「理由なき」【りゆうなき】
「利用なき」という言葉が「いわれはない」の類義語として扱うことができます。
「正当な根拠がないさま」といういみがありますが、「理由なき反抗」というフレーズを聞くと、とても懐かしく感じる年代の人もいるはずです。
物事には、必ず「理由」があり「結果」があるものです。
そのことを考えると、「理由なき」という言葉も納得できることでしょう。
「不当な」【ふとうな】
「不当な」も「いわれはない」の類義語の1つになります。
「道理に合わないこと」、「適当でないこと」という意味で「不当な扱い」や「不当な差別」という言葉で使われています。
また、「違法ではないものの、法律やルールの趣旨・目的に照らして妥当でない」という意味でも使われることがあります。
「いわれはない」という言葉の意味や使い方を見てきましたが、かなり相手に反抗的な姿勢をしている慣用句でもあることが分かります。
そのために使い方を間違うと、余計なトラブルを引き起こしてしまう可能性もあるので、注意が必要です。