「自他共に認める」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「自他共に認める」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「自他共に認める」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「自他共に認める」の意味
- 「自他共に認める」の表現の使い方
- 「自他共に認める」を使った例文と意味を解釈
- 「自他共に認める」の類語や類義語
「自他共に認める」の意味
「自他共に認める」とは、自分も他の人もそうだと思う、認めているという意味になります。
- 「自他共に認める」の読み方
「自他共に認める」の読み方
「自他共に認める」の読み方は、「じたともにみとめる」になります。
「自他共に認める」の表現の使い方
「自他共に認める」を使った表現を紹介します。
「自他共に認める」とは、自分もわかっていることで、また他人から見てもそうであると思う性質を言い表す時に使う言葉です。
例えば「彼女は自他共に認める潔癖症だ」と言えば、本人も周りの人間も彼女という人が、極度の綺麗好きであると知っているという意味合いになります。
このような意味合いですから、いい意味で使えば褒め言葉ともなりますが、悪い意味で使えばフォローのしようもないほど悪いといった駄目押し状態ともなります。
使い方には注意も必要ですし前後にある言葉でいい意味か悪い意味かを見分けるようにしましょう。
「自他共に認める」を使った例文と意味を解釈
「自他共に認める」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「自他共に認める」を使った例文1
- 「自他共に認める」を使った例文2
「自他共に認める」を使った例文1
「あの先生は、自他共に認める厳しい人だから写したノートなどすぐに見抜かれるし点数ももらえない」
自分の性質が厳しいと知っていて、周りの人もあの先生は厳しいと承知しているといった状態を「自他共に認める」と表現します。
つまり誰かが個人的に「あの先生は厳しい」と言っているのではなく、皆がそうだと知っているというわけです。
「自他共に認める」を使った例文2
「彼がすぐに感情的になってしまうのは、自他共に認めるところだが今回のことはいただけない」
「自他共に認める」とは、ある人の性質などを本人や周りの人が「そうである」と認めていることに使います。
ですから周りがそうだと言っても本人が違うと思っていれば「自他共に認める」という表現は使わないのです。
例文は、感情的になるところが悪い癖だと、本人も周りもわかっているのですが、さすがに庇えないこともあるという意味合いを言い表しています。
「自他共に認める」の類語や類義語
「自他共に認める」の類語や類義語を紹介します。
- 「誰もが認める」【だれもがみとめる】
- 「知らない者はない」【しらないものはない】
「誰もが認める」【だれもがみとめる】
「誰もが認める」とは、誰もそうだと同じ意見を持っていることを意味します。
いい意味で使えば褒め言葉にもなります。
「彼が一番仕事が速いのは誰もが認めるところだ」「誰もが認める美貌を持っているが、性格的に難があるのが残念」などと使います。
「知らない者はない」【しらないものはない】
「知らない者はない」とは、誰もが知っている、認めているという意味合いになります。
「彼女の実力を知らない者はない」「彼はこの会社にいる者で知らない者はないほど有名だ」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「自他共に認める」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。