「厳重に梱包する」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「厳重に梱包する」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「厳重に梱包する」の意味
- 「厳重に梱包する」の表現の使い方
- 「厳重に梱包する」を使った例文と意味を解釈
- 「厳重に梱包する」の類語や類義語
「厳重に梱包する」の意味
「厳重に梱包する」の意味は「相手に送り届けるものを、揺れて破損しない様にしっかりと周囲を補強して包むこと」です。
荷物の運送は力仕事であり、搬入・搬出をする時や、トラックなどで輸送中に激しく揺れてしまうことがあります。
貴重品や壊れやすいものなどを配送する時に、箱の中にすき間があると揺れて傷が付いたり、割れてしまう可能性もあるのです。
その様なことがない様に、クッション材を入れて揺れが無い様にして、段ボールに入れるなどして衝撃に耐えらえる状態に仕上げることを言います。
- 「厳重に梱包する」の読み方
- 「厳重に梱包する」を分解して解釈
「厳重に梱包する」の読み方
「厳重に梱包する」の読み方は、「げんじゅうにこんぽうする」になります。
「梱包」を「包装(ほうそう)」と読み間違わない様にしましょう。
「厳重に梱包する」を分解して解釈
「厳重に梱包する」は「厳重に+梱包・する」で成り立っています。
「厳重に」は名詞・形容動詞「厳重」の副詞形で「中途半端なことは許さない様子」「神聖でおごそかな様子」という意味があります。
「梱包」は「ものの周囲を包み、箱に入れるなどして運送出来る様にすること」という意味です。
これらの言葉が組合わさり「中途半端にせずに、しっかりと包んで箱に入れるなどして運送出来る様にすること」という意味で使われています。
「厳重に梱包する」の表現の使い方
「厳重に梱包する」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 荷物に対して使われる
文法的な使い方
「厳重に梱包する」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「厳重に梱包して」になり、名詞形は「厳重な梱包」になります。
荷物に対して使われる
「厳重に梱包する」は、人に手渡すプレゼントではなく、出荷する商品や引越しの荷物などに使われます。
壊れてはいけない、揺れたり動いたりしても中身に影響がないほどしっかりと仕上げる時の表現です。
「厳重に梱包する」を使った例文と意味を解釈
「厳重に梱包する」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「厳重に梱包する」を使った例文1
- 「厳重に梱包する」を使った例文2
「厳重に梱包する」を使った例文1
「大切な商品なので厳重に梱包して納品した」
取引先へ納品する精密機器や壊れ物などの商品なので、しっかりと荷造りをして出荷したことを表しています。
「厳重に梱包する」を使った例文2
「引越しの際にグラス類は特別厳重に梱包した」
引越しをする時に、グラス類は絶対に割りたくないので、何重にも包んで荷造りしたことを表しています。
「厳重に梱包する」の類語や類義語
「厳重に梱包する」の類語や類義語を紹介します。
- 「ワレモノ注意」【われものちゅうい】
- 「しっかり荷造りする」【しっかりにづくりする】
「ワレモノ注意」【われものちゅうい】
「壊れやすいもの扱う時に、注意する様に促す言葉」という意味です。
「しっかり荷造りする」【しっかりにづくりする】
「中のものが揺れたり、段ボールが崩れたりしない様に丁寧に発送できる状態にすること」という意味です。
「厳重に梱包する」は「相手に送り届けるものを、揺れて破損しない様にしっかりと周囲を補強して包むこと」という意味です。
大切なものや壊れやすいものに対して使いましょう。