「悪循環」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「悪循環」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「悪循環」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「悪循環」の意味
- 「悪循環」の表現の使い方
- 「悪循環」を使った例文と意味を解釈
- 「悪循環」の類語や類義語
「悪循環」の意味
「悪循環」とは、物事の流れが悪く、悪いことが悪いことを呼ぶといった状態になっていることを言います。
- 「悪循環」の読み方
「悪循環」の読み方
「悪循環」の読み方は、「あくじゅんかん」になります。
「悪循環」の表現の使い方
「悪循環」を使った表現を紹介します。
「悪循環」とはある物事が、悪い影響を与え、また与えたものがさらに悪い影響を与えるといった状態で悪いことがぐるぐると回っているような状況に対して使う言葉となります。
例えば、朝寝坊をすることで、午前中の時間を無駄にして、夜遅くまで仕事、用事などするべきことが終わらず、それによってまた夜更かしをしてしまうといったことから、翌朝睡眠不足で起きることができないというような生活習慣を「悪循環を繰り返す」と表現するのです。
「ここで、悪循環を断ちなさい」「悪循環な生活を続けている」「あの人は自分がやっていることが悪循環だということに気がついていない」などと使います。
「悪循環」を使った例文と意味を解釈
「悪循環」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「悪循環」を使った例文1
- 「悪循環」を使った例文2
「悪循環」を使った例文1
「悪循環に陥っていることはわかっているが、もう自分ではどうすることもできない」
「悪循環に陥る」とは、悪い状態にはまり込んでいるということを表現しています。
物事、良くも悪くもはまり込めば抜け出すのはなかなか簡単ではありませんので、例文のように悪い状態になっているのはわかっていてもどうすることもできないと言い表しているのです。
「悪循環」を使った例文2
「悪循環を断ち切るには、勇気が必要だ」
「悪循環を断ち切る」とは、これまでの悪い状態、しがらみといったものを意志を強くして切り捨てることを言います。
なかなか難しいことも多く、例文のように勇気が必要だということになります。
特に人間関係、利害関係が絡む「悪循環」は難しくなることでしょう。
「悪循環」の類語や類義語
「悪循環」の類語や類義語を紹介します。
- 「悪のループ」【あくのるーぷ】
- 「負のスパイラル」【ふのすぱいらる】
「悪のループ」【あくのるーぷ】
「悪のループ」とは、悪いことが「輪」になっている、つまり悪いことがぐるぐると巡っている状態のことを言います。
また「輪」ですから切れ目がなく繋がっていますので、悪い人間関係などがなかなか断ち切れないというニュアンスでもこの言葉を使います。
「悪のループから抜け出すには遠くへ引っ越すしかない」「悪のループを断ち切るのは一人では無理だ」などと使います。
「負のスパイラル」【ふのすぱいらる】
「負のスパイラル」とは、悪い状態、マイナスがらせん状になっていることを言います。
マイナスとされる物事が循環していることに使います。
「今の君の状況は、まさに負のスパイラルだ」「借金、貧困という負のスパイラルを断ち切って人生を変えたい」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「悪循環」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。