「寝ぼける」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「寝ぼける」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「寝ぼける」の意味
- 「寝ぼける」の表現の使い方
- 「寝ぼける」を使った例文と意味を解釈
- 「寝ぼける」の類語や類義語
「寝ぼける」の意味
「寝ぼける」の意味は以下の4つです。
1つ目は、「目が覚めた直後でまた頭がはっきりとせず、ぼんやりしている様子」という意味です。
朝起きた起きた時にすぐに動けずに、ものにぶつかってしまったりしまうこともあります。
2つ目は「覚醒していない状態で起き上がり、無意識におかしな行動をすること」という意味で、目が覚めた時に本人は何も覚えていません。
3つ目は「非常識なことを言い出す」という意味で、周囲の人が聞いて「ありえない」「おかしい」と思うことを言う時の表現です。
4つ目は「色が褪せてたりぼやけたりしてはっきりとしなくなること」という意味です。
- 「寝ぼける」の読み方
- 「寝ぼける」の言葉の成り立ち
「寝ぼける」の読み方
「寝ぼける」の読み方は、「ねぼける」になります。
特に難しい漢字ではないので読み書きでき様にしておきましょう。
「寝ぼける」の言葉の成り立ち
「寝ぼける」は「寝+ぼける」で成り立っています。
「寝」は動詞「寝る」の連用形で「眠りに付く」「病気で伏せる」「身体を横たえる」「共寝する」「商品が売れ残る」「発酵や醸造をする」という意味があります。
「ぼける」は「惚ける」と書き、「ほうける」が変化した言葉で、「頭の働きが鈍ってぼんやりする」という意味の他に、動詞の連用形に付き「そのことに夢中になる」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり、「眠っている様に頭の働きが鈍ってぼんやりする」という意味で使われています。
「寝ぼける」の表現の使い方
「寝ぼける」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 日常会話で使う場合
文法的な使い方
「寝ぼける」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「寝ぼけて」になり、形容詞として「寝ぼけた〇〇」と名詞を修飾したり、名詞形は「寝ぼけ」にないります。
日常会話で使う場合
「寝ぼける」は、日常会話で使う時には「ふざけたことを言う」という意味で、「寝ぼけたことを言うな」という使い方をします。
「寝ぼける」を使った例文と意味を解釈
「寝ぼける」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「寝ぼける」を使った例文1
- 「寝ぼける」を使った例文2
「寝ぼける」を使った例文1
「彼は寝ぼけて階段から落ちて骨折したそうだ」
朝起きてすぐに動こうとしたところ、ぼんやりしていて階段から落ちて骨折したことを表しています。
「寝ぼける」を使った例文2
「彼はまたやり直せばいいなどと、寝ぼけたことを言っている」
仕事で散々苦労してもうまく行かないことがあった時に、「また最初からやり直そう」などと呑気なことを言っている人を表しています。
「寝ぼける」の類語や類義語
「寝ぼける」の類語や類義語を紹介します。
- 「どん臭い」【どんくさい】
- 「寝起きが悪い」【ねおきがわるい】
「どん臭い」【どんくさい】
「間が抜けてのろく、失敗ばかりしている様子」という意味です。
「寝起きが悪い」【ねおきがわるい】
「眠りから覚めた時に頭がぼうっとしてすぐに行動できないことという意味です。
「寝ぼける」は、まだ目が覚めずにぼんやりしとしていたり、その様な言動をする時に使います。
頭がはっきりしていないのでは、と思う時に使いましょう。