「打ち上げ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
学校や職場などで「打ち上げ」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、語源や使い方なども併せて紹介します。
目次
- 「打ち上げ」の意味
- 「打ち上げ」の表現の使い方
- 「打ち上げ」を使った例文と意味を解釈
- 「打ち上げ」の類語や類義語
「打ち上げ」の意味
「打ち上げ」の意味は以下の4つです。
1つ目は、「打ち揚げ」とも書き、ロケットや衛星など大型のものを空に発射することを言います。
2つ目は「イベントやプロジェクトなどが終った後に、スタッフの功労をねぎらう為に開く飲食を伴う集まりのこと」を言います。
こちらの意味は会社や大学のサークルなどでよく使われていて、若い人にも馴染みのある言葉です。
3つ目は「打ち上げ花火」の略語として使われ、仕掛け花火と区別する為に使われます。
4つ目は「囲碁で相手の石を取ること」という意味です。
- 「打ち上げ」の読み方
- 「打ち上げ」の語源・由来
「打ち上げ」の読み方
「打ち上げ」の読み方は、「うちあげ」になります。
特に難しい漢字ではないので、読み書きできる様にしておきましょう。
「打ち上げ」の語源・由来
「打ち上げ」は、平安時代の音楽用語からきています。
当時は歌舞伎の際には雅楽が演奏されていて、終わる時に太鼓を打ち終えることを「打ち上げ」と呼び、終わりの合図になっていました。
その頃から演目が終った後には成功を祝う為に宴会を開いていたのです。
ここから「打ち上げをする=宴会」という意味出使われる様になりました。
「打ち上げ」の表現の使い方
「打ち上げ」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- ビジネスで使う場合
文法的な使い方
「打ち上げ」は名詞であり、文末に使う時には、ロケットや花火の場合は動詞として「打ち上げる・打ち上げた」になります。
宴会として使う時には「打ち上げを開く・開いた」など、動詞を伴います。
ビジネスで使う場合
「打ち上げ」はビジネスでもよく使われ、意味は「何かのイベントが終った後の宴会」になります。
「懇親会」「親睦会」よりも気軽な場で、参加・不参加は自由なことが多くなります。
「打ち上げ」を使った例文と意味を解釈
「打ち上げ」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「打ち上げ」を使った例文1
- 「打ち上げ」を使った例文2
「打ち上げ」を使った例文1
「財団がロケットの打ち上げに成功した」
ある財団がプライベートでロケットを作り、打ち上げに成功したことを表しています。
「打ち上げ」を使った例文2
「プロジェクトの打ち上げに参加して、皆でまた集まろうと誓い合った」
あるプロジェクトが終了した時に飲み会が開かれ、メンバーとまた一緒に仕事をしようと約束したことを表しています。
「打ち上げ」の類語や類義語
「打ち上げ」の類語や類義語を紹介します。
- 「慰労会」【いろうかい】
- 「祝賀会」【しゅくがかい】
「慰労会」【いろうかい】
「大きな仕事をした後に、スタッフの苦労をねぎらう為に開く食事会のこと」という意味です。
「祝賀会」【しゅくがかい】
「イベントや記念などを祝って開かれる食事会のこと」という意味です。
「打ち上げ」は4つの意味がありますが、一般的に会社やサークルなどで使うのは「イベントやプロジェクトなどが終った後に、スタッフの功労をねぎらう為に開く飲食を伴う集まりのこと」という意味です。
終り避けれベ全てよしという雰囲気の会合に使いましょう。