「フェミニズム離れ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日本がこの「フェミニズム離れ」してきたということは、男女平等の社会に近付いている証拠かも知れません。
目次
- 「フェミニズム離れ」の意味とは?
- 「フェミニズム離れ」の表現の使い方
- 「フェミニズム離れ」を使った例文と意味を解釈
- 「フェミニズム離れ」の類語や類義語
「フェミニズム離れ」の意味とは?
「フェミニズム離れ」の説明の前に、「フェミニズム」から解説しています。
この言葉は「男女平等論」と訳せる英語の“feminism”からきており、カタカナ語としてもその意味で使われています。
そこから遠ざかることがこの「フェミニズム離れ」で、こう表現すると「フェミニズム」の軽視だともとれてしまいますが、そうではなく、「フェミニズムを主張することから離れる」という意味になります。
「フェミニズム離れ」の表現の使い方
「フェミニズム離れ」の表現の使い方を紹介します。
上のように、無理に「男女平等を訴えることはしない」と考えることができる言葉なので、この言葉が使われる対象は女性だと考えていいでしょう。
例として、「最近の若い女性にはフェミニズム離れの傾向が見られる」といったような使い方になります。
冒頭にも書きましたが、実際にも近年では男女平等を訴える女性が減ってきていると言われています。
それが女性ということで差別されることが減ってきているからであれば喜ばしいことだと言えそうです。
「フェミニズム離れ」を使った例文と意味を解釈
「フェミニズム離れ」を使った例文と、その意味の解釈です。
意味が限られている言葉なので、例文として挙げられる形も限られています。
- 「フェミニズム離れ」を使った例文1
- 「フェミニズム離れ」を使った例文2
「フェミニズム離れ」を使った例文1
「女性がフェミニズム離れしてきたと言われるが、一部ではまだそうでもないようだ」
一部ではまだ女性だという理由で差別(やそれに類似する扱い)をされることがあるのも事実です。
しかし、近年では旅客機で初の女性機長の就任があり、女性の旅客鉄道の運転士も珍しくなくなっており、職業上で女性だからという理由での差別は序々に無くなってきています。
「フェミニズム離れ」を使った例文2
「特に今まで差別を受けたことがないので、フェミニズムやフェミニズム離れには興味がない」
女性だからという理由で差別を受けたことがない人は、世の中のフェミニズムの主張やフェミニズム離れといった流れに関心がないかも知れません。
そのような人ばかりであればいいのですが、そうではない女性も多い為にフェミニズムという言葉が聞かれているようになったのだと考えてしまいます。
「フェミニズム離れ」の類語や類義語
その意味から、「フェミニズム離れ」そのものに該当する類語はまず存在しない為、「ファミニズム」の類語を紹介します。
- 「ウーマンリブ運動」【うーまんりぶうんどう】
「ウーマンリブ運動」【うーまんりぶうんどう】
男性と同等の権利を主張する為、女性たちが立ち上がって行われた運動です。
発祥はアメリカで、1950年代後半がそのピークだったと言われており、日本でも1970年初頭に盛んになり、その為のデモなどもよく開催されました。
それほどの規模ではないものの、この運動の現代版が「ファミニズムの主張」だと考えていいでしょう。
「フェミニズム離れ」は、男女平等の社会に近付いていることがその理由だと考える場合、歓迎するべきことだと言って構わないでしょう。