「不意に」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「不意に」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「不意に」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「不意に」の意味
- 「不意に」の表現の使い方
- 「不意に」を使った例文と意味を解釈
- 「不意に」の類語や類義語
「不意に」の意味
「不意に」とは自分が思ってもいないことが急に、突然にという意味になります。
- 「不意に」の読み方
「不意に」の読み方
「不意に」の読み方は、「ふいに」になります。
「不意に」の表現の使い方
「不意に」を使った表現を紹介します。
「不意に」の「不意」とは自分が思ってもいないことがだしぬけに、突然といった意味があります。
「不意に」は何の気なしに、急にといった時に使います。
「彼は不意に言い出した」とはその話題ではなかったのに、急にある話題を出すとか、黙っていたのに急に話し出すといったことを表現します。
「不意に襲われる」とは、突然、相手に襲ってこられた時、急に敵が現れたといった時に使います。
相手の行動など自分が想像していなかったことが突然行われた時なども「不意に」を当てはめることもできます。
「叔母は、不意に立ち上がると奥の部屋に消えて行った」「父は、不意に出て行ったかと思うと何やら荷物を抱えて戻ってきた」などと使います。
これは自分が相手が何をするかわかっていない、突然の行動、だしぬけにといったことであるとわかるかと思います。
「不意に」を使った例文と意味を解釈
それでは「不意に」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「不意に」を使った例文1
- 「不意に」を使った例文2
「不意に」を使った例文1
「それまで普段と変わらずにいた妻が不意に泣き崩れた」
「不意に」とは何か思いがけないことが起こった時、突然に何かあった時などに使う言葉です。
例文のようにそれまで普段と変わらない様子だったのに突然泣き出したという時に「不意に」と使います。
「不意に」を使った例文2
「不意に思い立って、押し入れの整理を始めたらあっという間に夕方になっていた」
だしぬけに、突然に、特に理由もなくといった意味合いで「不意に思い立って」と表現します。
「不意に」の類語や類義語
「不意に」の類語や類義語を紹介します。
- 「突如」【とつじょ】
- 「藪から棒に」【やぶからぼうに】
「突如」【とつじょ】
「突如」とは予想もしていなかった物事が、何の前兆もなしに急に起こる時に使います。
「期待の新人が突如として現れたことで、先生はかなりご機嫌である」「彼女が突如、気が変わったのは何故なのか僕にも理由はわからない」などと使います。
「藪から棒に」【やぶからぼうに】
「藪から棒に」とは藪から、急に棒を突き出すといったことから、前触れもなく突然に物事を始めるという時に使います。
「君は、藪から棒に何を言い出すんだ」「今月中に会社を辞めて外国に行くなんて、藪から棒にどうしたの」などと使います。
この表現を使うことで、突然の言動に相手が驚いているということがわかります。
いかがでしたでしょうか。
「不意に」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。