「不意に思う」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「不意に思う」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「不意に思う」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「不意に思う」の意味
- 「不意に思う」の表現の使い方
- 「不意に思う」を使った例文と意味を解釈
- 「不意に思う」の類語や類義語
「不意に思う」の意味
「不意に思う」とは、突然心に湧き上がることを言います。
- 「不意に思う」の読み方
「不意に思う」の読み方
「不意に思う」の読み方は、「ふいにおもう」になります。
「不意に思う」の表現の使い方
「不意に思う」を使った表現を紹介します。
「不意に思う」の「不意」とは、思いがけないこと、突然という意味があります。
「思う」とは物事に対しての、感情や意識、想像のことを言いますので「不意に思う」とは突然、心の中に起こる感情や考えに対して使います。
「彼のことを怪しいと不意に思う」「何だか、これはおかしいのではないかと不意に思う」とは、それまで意識していなかったことが急に気になる、突然の心の変化を表しています。
上手く説明ができなくても、ふっと起こる感情に対して「不意に思う」と使うといいでしょう。
「このままでは良くないと不意に思う」「諦めた方がいいと不意に思う」「彼のことが好きなのだと、不意に思う」などと使います。
「不意に思う」を使った例文と意味を解釈
「不意に思う」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「不意に思う」を使った例文1
- 「不意に思う」を使った例文2
「不意に思う」を使った例文1
「今、不意に思っただけで、上手く言葉では説明できない」
物事に対して、急に思いつくことを「不意に思う」と言い表します。
それは直感からくることが多いでしょう。
納得いく理由、説明ができるのは、落ち着き、冷静に考える時間を経てからになるでしょうから、例文のように「不意に思った」ことは、その時は上手く説明できないと言っているのです。
「不意に思う」を使った例文2
「彼は私のことをとても嫌っていたのではないかと、不意に思う」
その時は気づかなかったことが、後になってふっと「こういうことではなかったのか」とわかることがあります。
例文は、そのような突然のひらめきや理解のことを「不意に思う」と表現しているのです。
「不意に思う」の類語や類義語
「不意に思う」の類語や類義語を紹介します。
- 「突然思い浮かぶ」【とつぜんおもいうかぶ】
- 「ふと考える」【ふとかんがえる】
「突然思い浮かぶ」【とつぜんおもいうかぶ】
「突然思い浮かぶ」とは、その時何も関係ない物事がふっと頭によぎることを言います。
「ごはんを食べていたら、仕事のアイデアが突然思い浮かんだ」「彼は隠し事をしているのではないかと、突然思い浮かぶが、証拠はない」などと使います。
「ふと考える」【ふとかんがえる】
「ふと考える」の「ふと」とは副詞で、思いがけなく突然に起こること、理由や意識もなく物事を起こる時に対して使います。
ですから突然に考える、急に考えるといった意味合いになるわけです。
「これまでのことを、ふと考えるとおかしいことがいくつもあった」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「不意に思う」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。