「出し抜かれる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「出し抜かれる」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「出し抜かれる」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「出し抜かれる」の意味
- 「出し抜かれる」の表現の使い方
- 「出し抜かれる」を使った例文と意味を解釈
- 「出し抜かれる」の類語や類義語
「出し抜かれる」の意味
「出し抜かれる」とは、自分が油断している間、もしくは相手に騙されるなどして、先に物事をされてしまうことを言います。
- 「出し抜かれる」の読み方
「出し抜かれる」の読み方
「出し抜かれる」の読み方は、「だしぬかれる」になります。
「出し抜かれる」の表現の使い方
「出し抜かれる」を使った表現を紹介します。
「出し抜かれる」とはもともとは「出し抜く」という言葉で動詞です。
人が油断していることに付け込んだり、騙したりして相手よりも先に物事をしてしまうことを言うのです。
それが「かれる」ということで受け身になっていますので、ようするに自分側が相手から先に追い抜かされてしまう、自分がしようと思っていたことを先にされてしまうといった時に使います。
「いつ、同業者に出し抜かれるかわからない、そんな厳しい世界だ」「あんな奴に出し抜かれるなんて、君はちょっとたるんでいるのではないか」などと使います。
「出し抜かれる」を使った例文と意味を解釈
「出し抜かれる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「出し抜かれる」を使った例文1
- 「出し抜かれる」を使った例文2
「出し抜かれる」を使った例文1
「彼女の嘘に騙されて、我々はまんまと出し抜かれる羽目に陥った」
相手から騙されて、自分側がやろうとしていた物事を先にされてしまうことを「出し抜かれる」と表現します。
特に仕事においてはお互い競争相手ですから、このような表現はわりとよく使います。
「出し抜かれる」を使った例文2
「他社に出し抜かれる前に、我社が何としてでも一番に発表するんだ」
「他社に出し抜かれる」とは、他の会社に自分たちの会社がしようと思っていることを先に実行されてしまうことを言います。
新聞社などにおいては「他社に出し抜かれる」ということは、スクープを奪われるということになります。
「出し抜かれる」の類語や類義語
「出し抜かれる」の類語や類義語を紹介します。
- 「後手に回る」【ごてにまわる】
- 「先を越される」【さきをこされる】
「後手に回る」【ごてにまわる】
「後手に回る」とは、相手、ライバルに先を越されていることで、自分側が遅れをとっている状態のことを言います。
「悔しいが我々は後手に回っている」「常に後手に回る側だった僕だが、今回は違う」などと使います。
「先を越される」【さきをこされる】
「先を越される」とは、他に、自分がしようと思っていることを先に実行されてしまうことで、また相手の方が自分の実力を上回っているという意味合いでもあります。
「後輩に先を越されるなんて屈辱だ」「向こうの作戦勝ちだ、我々は先を越されてしまった」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「出し抜かれる」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。