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「歩み寄りたい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈

ビジネスや日常会話で「歩み寄りたい」という言葉が使われることがあります。

一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。

歩み寄りたい

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「歩み寄りたい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈>


目次

  • 「歩み寄りたい」の意味
  • 「歩み寄りたい」の表現の使い方
  • 「歩み寄りたい」を使った例文と意味を解釈
  • 「歩み寄りたい」の類語や類義語


「歩み寄りたい」の意味

「歩み寄りたい」の意味

「歩み寄りたい」の意味は以下の2つです。

1つ目は「その近くまで歩いていきたいと思うこと」という意味で、目の前に興味を引くものがあり、側まで行きたいと思うことを言います。

2つ目は「意見や主張の違うもの同士が、譲り合って合意しようとすること」という意味です。

交渉などにおいて意見が違うもの同士が、このまま対立していてもお互いの為にならないので、条件などを譲り合って話をまとめたいと思うことを言います。

  • 「歩み寄りたい」の読み方
  • 「歩み寄りたい」を分解して解釈

「歩み寄りたい」の読み方

「歩み寄りたい」の読み方は、「あゆみよりたい」になります。

特に難しい漢字ではないので、読み書きできる様にしておきましょう。

  • 「歩み寄りたい」の読み方
  • 「歩み寄りたい」を分解して解釈

「歩み寄りたい」を分解して解釈

「歩み寄りたい」「歩み+寄り・たい」で成り立っています。

「歩み」は動詞「歩む」の連用形で「足を動かして前進する」「月日を経る」「ものごとが進む」「出かける」という意味があります。

「寄りたい」は動詞「寄る」の連用形に「希望」を表す助動詞「たし」の連体形が付いた言葉です。

意味は「目的の場所や人、ものに向かって近づきたい」「行く途中で他の所を訪れたい」「向こう側に近づきたい」です。

これらの言葉が組み合わさり「ものごとを進めて向こう側に近づきたい」という意味で使われています。



「歩み寄りたい」の表現の使い方

「歩み寄りたい」の表現の使い方

「歩み寄りたい」の表現の使い方を紹介します。

  • 文法的な使い方
  • まだ結果が出ていない時に使う

文法的な使い方

「歩み寄りたい」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。

副詞、または名詞形として使う時には「歩み寄り」になります。

まだ結果が出ていない時に使う

「歩み寄りたい」は、まだ結果がでていない状態で、自分が相手の立場を理解して譲歩する様に努力したいと思う時に使います。

自分の気持ちを表す言葉ですが、実際にそうできるとは限りません。

「歩み寄りたい」を使った例文と意味を解釈

「歩み寄りたい」を使った例文と意味を解釈

「歩み寄りたい」を使った例文とその意味を解釈していきます。

  • 「歩み寄りたい」を使った例文1
  • 「歩み寄りたい」を使った例文2

「歩み寄りたい」を使った例文1

「相手の立場を理解して、是非歩み寄りたいと思った」

ビジネスで、相手の立場がよく分ったので、条件に対して妥協しようと思ったことを表しています。

「歩み寄りたい」を使った例文2

「ストライキを回避する為に、労使共に歩み寄りたいと考えていた」

労使共にストをしたくないという思いから、お互いの妥協点を見つけ出そうとしていたことを表しています。



「歩み寄りたい」の類語や類義語

「歩み寄りたい」の類語や類義語

「歩み寄りたい」の類語や類義語を紹介します。

  • 「折り合いを付けたい」【おりあいをつけたい】
  • 「擦り合わせたい」【すりあわせたい】

「折り合いを付けたい」【おりあいをつけたい】

「交渉においてお互いが譲り合い、納得できる点を見つけ出そうとすること」という意味です。

「擦り合わせたい」【すりあわせたい】

「ものを擦って混ぜようとすること」「それぞれの情報などを出し合って、妥協点を見つけて行こうとすること」という意味です。

icon まとめ

「歩み寄りたい」「その近くまで歩いていきたいと思うこと」「意見や主張の違うもの同士が、譲り合って合意しようとすること」という意味があります。

問題を解決したいという意思がある時に使いましょう。