「身に余るお言葉」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「身に余るお言葉」という表現は「身に余るお言葉を頂いて、非常に光栄に思います」などの文章で使われますが、「身に余るお言葉」にはどのような意味があるのでしょうか?
「身に余るお言葉」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「身に余るお言葉」の意味
- 「身に余るお言葉」の表現の使い方
- 「身に余るお言葉」を使った例文と意味を解釈
- 「身に余るお言葉」の類語や類義語・言い換え
「身に余るお言葉」の意味
「身に余るお言葉」という表現は、「自分よりも立場(身分)が上の相手からかけてもらった、自分の実際の立場・働き(実績)を超えているもったいないお言葉」のことを意味しています。
「身に余るお言葉」というのは、「自分の身分・実績に照らし合わせた時に、過分(分不相応)なもったいない賞賛・評価の言葉」を意味している表現なのです。
- 「身に余るお言葉」の読み方
「身に余るお言葉」の読み方
「身に余るお言葉」の読み方は、「みにあまるおことば」になります。
「身に余るお言葉」の表現の使い方
「身に余るお言葉」の表現の使い方を紹介します。
「身に余るお言葉」の表現の使い方は、「自分よりも立場が上の相手から、過分に褒められたり評価されたりした時」に謙遜して使うという使い方になります。
例えば、「身に余るお言葉を頂き、恐縮しております」といった文章で使用することができます。
「身に余るお言葉」を使った例文と意味を解釈
「身に余るお言葉」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「身に余るお言葉」を使った例文1
- 「身に余るお言葉」を使った例文2
「身に余るお言葉」を使った例文1
「この度は、身に余るお言葉をかけて頂き、恐悦至極に存じます」
この「身に余るお言葉」を使った例文は、「自分の身分・働きを超える賞賛の言葉をかけて頂き、非常に恐れ多く感じております」ということを意味しています。
「身に余るお言葉」を使った例文2
「先生が私などに身に余るお言葉をかけてくださり、本当に身が引き締まる思いが致しました」
この「身に余るお言葉」を使った例文は、「先生が私などに過大評価に当たるようなお褒めの言葉(もったいない言葉)をかけてくださり」という意味を持つ文脈で、「身に余るお言葉」の表現を使っています。
「身に余るお言葉」の類語や類義語・言い換え
「身に余るお言葉」の類語や類義語を紹介します。
- 「勿体ないお言葉」【もったいないおことば】
- 「過大評価のお言葉」【かだいひょうかのおことば】
「勿体ないお言葉」【もったいないおことば】
「身に余るお言葉」という表現は、「自分の身分・実績などを超えた、自分などにはもったいなく感じる賞賛・評価の言葉」を意味しています。
「勿体ないお言葉」とは、「自分の立場・働きなどに照らして、釣り合いの取れていない言葉」を意味する表現です。
それらの意味から、「身に余るお言葉」とほとんど同じ意味を持つ類語として、「勿体ないお言葉」を指摘できます。
「過大評価のお言葉」【かだいひょうかのおことば】
「身に余るお言葉」という表現は、「自分の実際の身分や実績に照らし合わせた時に、過大評価に当たるようなもったいない言葉」を意味しています。
「過大評価」とは、「実際・本当よりも高く評価すること」を意味する表現です。
その意味合いから、「過大評価のお言葉」という表現を、「身に余るお言葉」と類似の意味を持っている類義語として解釈できるのです。
この記事で紹介した「身に余るお言葉」の表現には、「目上の人からかけられた、過分(分不相応)な賞賛・評価・承認のお言葉」などの意味があります。
「身に余るお言葉」の類語・類義語として、「勿体ないお言葉」「過大評価のお言葉」などがあります。
「身に余るお言葉」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。