「張り合える」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「張り合える」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「張り合える」の意味
- 「張り合える」の表現の使い方
- 「張り合える」を使った例文と意味を解釈
- 「張り合える」の類語や類義語
「張り合える」の意味
「張り合える」の意味は以下の3つです。
1つ目は、「お互いに譲れない点に関して引かないこと」という意味で、妥協できないと強情になれる関係のことを言います。
2つ目は「一つしかないものを自分のものにする為に、お互いが競えること」という意味で、ポジションを争う時などを言います。
3つ目は「常に相手に負けたくないと思いながら行動できること」という意味で、お互いが成長していける関係であることを表します。
- 「張り合える」の読み方
- 「張り合える」を分解して解釈
「張り合える」の読み方
「張り合える」の読み方は、「はりあえる」になります。
特に難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
「張り合える」を分解して解釈
「張り合える」は「張り+合える」で成り立っています。
「張り」は動詞「張る」の連用形で「伸ばして広げる」「一面に覆う」「満たす」「強くする」「緊張する」「糸や綱を両側に渡す」「度を超す」「対抗する」「押し通す」「平手打ちをする」など数多くの意味があります。
「合える」は動詞「合う」の可能の意で、動詞の連用形に付き「お互いに~できる」「一緒になれる」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「お互いに押し通す」「お互いに対抗できる」「お互いに能力を伸ばす」という意味で使われています。
「張り合える」の表現の使い方
「張り合える」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 相手がいる時に使う
文法的な使い方
「張り合える」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。
可能の意を表す言葉で、通常は「張り合う」として使われ、名詞形は「張り合い」になります。
相手がいる時に使う
「張り合える」は、ライバルとして切磋琢磨できる相手がいる時に使われます。
自分一人で独占している時には使われません。
「張り合える」を使った例文と意味を解釈
「張り合える」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「張り合える」を使った例文1
- 「張り合える」を使った例文2
「張り合える」を使った例文1
「張り合える相手がいることは自分の成長につながる」
仕事をする時にライバルがいるのは面倒ですが、自分の成長につながるとポジティブ思考になっています。
「張り合える」を使った例文2
「この商品ならばライバル会社と張り合える」
新商品に自信があり、ライバル会社の人気商品と同じ位売れると思っています。
「張り合える」の類語や類義語
「張り合える」の類語や類義語を紹介します。
- 「競い合える」【きそいあえる】
- 「肩を並べられる」【かたをならべられる】
「競い合える」【きそいあえる】
「お互いがライバルとして争える関係」という意味です。
「肩を並べられる」【かたをならべられる】
「同じ程度の実力や地位があり、対等の関係になれること」という意味です。
「張り合える」は「お互いに譲れない点に関して引かないこと」「一つしかないものを自分のものにする為に、お互いが競えること」「常に相手に負けたくないと思いながら行動できること」という意味があります。
良いライバルに巡り合った時に使いましょう。