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「タコ部屋」とは?! 入る理由も合わせて解説

昔の話をしている時に「タコ部屋」という言葉が使われることがあります。

一体どの様な意味なのか、概要について紹介します。

タコ部屋

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「タコ部屋」とは?! 入る理由も合わせて解説>


目次

  • 「タコ部屋」の意味とは?
  • 「タコ部屋」に入る理由は?


「タコ部屋」の意味とは?

「タコ部屋」の意味は、「労働者が長時間拘束されて、過酷な労働を強いられる環境にあること」です。

主に戦前の北海道開拓の為に集められた労働者達が置かれた宿舎のことで、狭くて不十分な設備の中に無理矢理住まわされるという非人間的な環境を言います。

食事も満足に与えられずに栄養失調になり、命を落とす人も大勢いました。

  • 「タコ部屋」の由来
  • 身売りの意味も

「タコ部屋」の由来

「タコ部屋」の由来は、「タコ壺」から来ています。

「タコ壺」とはタコ漁に使われる道具で、タコが狭い場所に入り込む習性を利用して作られたものです。

一度入ったタコは出て来ないことから、「タコ壺の様に出られない部屋」という意味で使われる様になりました。

身売りの意味も

「タコ部屋」の由来として、「タコが自分の足を共食いすること」から来ているという説があります。

貧困に苦しむ人が自分の身を売って過酷な環境で労働せざるを得ない状況を「タコの共食い」に例えて使われています。



「タコ部屋」に入る理由は?

「タコ部屋」入るも最も大きな理由は「借金」です。

戦前・戦後は貧困層が多く、借金がかさんで返済できなくなると、金融業者が強制的に「タコ部屋」に送り、働かせていました。

現在では労働基準法が改正されたこともあり、過酷な労働を強いるのは法律で禁止されています。

但し、ブラックな企業も多く、外国人労働者を大勢マンションの一室に住まわせて、強制的に労働させるなどの行為もあるのです。

icon まとめ

「タコ部屋」とは「労働者が長時間拘束されて、過酷な労働を強いられる環境にあること」という意味です。

貧困層の人が仕方なく取る労働手段であり、現在では法律で禁止されています。