「ご愁傷様」とは?! 煽りや嫌味での使われ方
この「ご愁傷様」は、いわゆる「お悔やみの言葉」になります。
目次
- 「ご愁傷様」の意味とは?
- 「ご愁傷様」の煽りや嫌味での使われ方
- 「ご愁傷様」の言い換え表現
「ご愁傷様」の意味とは?
「ご愁傷様」は、相手に対して「その悲しみの気持ちに同情します」という意味で使います。
その為、人の死に対して使われることが多く、葬儀の際に遺族に掛ける言葉として有名です。
使い方としては、「ご愁傷様でした」とするのが一般的です。
ですが、それは仏教式のことであって、他の宗教ではこの言葉は用いないことも多いので注意が必要です。
例えば、キリスト教では死者は全て天の国に招かれると考えられている為、遺族の悲しみに同情という考え方をしません。
その為、この「ご愁傷様」ではなく、「安らかなお眠りをお祈りいたします」といった言葉がよく使われます。
「ご愁傷様」の煽りや嫌味での使われ方
「ご愁傷様」は、上で紹介した本来の意味だけでなく、煽りや嫌味として使うこともできる言葉です。
このような使い方は、「ざまあみろ」、「いい気味だ」といった意味からで、「車が急に故障しちゃったよ」と言った人に対して、「それはご愁傷様w」のような用い方になります。
相手が何か困った、悲しいことがあったという場合に、それに同情するどころか、同情するふりをして、実は「ざまあみろ」といった感覚で使うと考えてください。
尚、上の場合ようなでも、「それはご愁傷様です」と煽りなどではなく、本当に同情から使うこともできる為、口語の場合は主にアクセント、文字の世界では「w」などと付いているかで判断しなくてはいけない場合があります。
「ご愁傷様」の言い換え表現
「ご愁傷様」は、「お悔み申し上げます」と言い換えてもほとんど一緒の意味になります。
少し堅い言い方で、「哀悼の意を表します」としても同様の解釈になり、相手やその場によって使い分けることがありますが、そのまま「ご愁傷様でした」でも(どんな相手、場であっても)特に問題はありません。
「ご愁傷様」は、どちらとして使われているかすぐに分かる為、煽りなどの場合は適当に流しておきましょう。
特にネット上ではそちらの使い方をよく見掛けますが、そんなものはまともに相手にしないのが一番です。