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「飛び切り」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈

ビジネスや日常会話で「飛び切り」という言葉が使われることがあります。

一体どの様な意味なのか、語源や使い方なども併せて紹介します。

飛び切り

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目次

  • 「飛び切り」の意味
  • 「飛び切り」の表現の使い方
  • 「飛び切り」を使った例文と意味を解釈
  • 「飛び切り」の類語や類義語


「飛び切り」の意味

「飛び切り」の意味

「飛び切り」の意味は以下の2つです。

1つ目は「高く飛び上がり、相手に切りつけること」という意味で、特殊な戦闘能力を表しています。

2つ目は「並外れて優れいること」で、一般的にはこちらの意味で使われています。

他の人と比較して程度がずば抜けていて、誰もが素晴らしいと思うことを言います。

学業や技能だけではなく、感覚的に優れているとされるものに対して使われます。

  • 「飛び切り」の読み方
  • 「飛び切り」の語源

「飛び切り」の読み方

「飛び切り」の読み方は、「とびきり」になります。

文章では言葉のイメージを重視して平仮名表記にすることが多くなります。

「飛び切り」の語源

「飛び切り」の語源は、「天狗の使っていた妖術」からきています。

「飛び切り」とは、天狗が空高く飛び上がり、対象となるものをスッパリ切るという術から来ています。

天狗は基本的に人に危害は加えませんので、鳥や木々、悪霊などが対象になります。

しかしスッパリ切るほど飛び上がるというのは人知を超えた行為であり、ここから「特別優れている」「他とは比べものにならない」などの意味で使われているのです。



「飛び切り」の表現の使い方

「飛び切り」の表現の使い方

「飛び切り」の表現の使い方を紹介します。

  • 文法的な使い方
  • 良い意味で使われる

文法的な使い方

「飛び切り」は名詞、又は形容動詞ですので、文末に使う時には「飛び切りだ・である」になります。

形容詞として「飛び切りの〇〇」と使われることも多くあります。

良い意味で使われる

「飛び切り」「ずば抜けた」「他とは比較できない程」という意味の言葉です。

人の知識や能力、或いはものごとの出来栄えをほめる時に使われます。

「飛び切り」を使った例文と意味を解釈

「飛び切り」を使った例文と意味を解釈

「飛び切り」を使った例文とその意味を解釈していきます。

  • 「飛び切り」を使った例文1
  • 「飛び切り」を使った例文2

「飛び切り」を使った例文1

「飛び切りの料理でおもてなしをした」

大切な人を自宅に招く際に、普段通りの家庭料理ではなく、腕によりをかけたり、シェフが作った料理を取り寄せるなどして、特別手の込んだ料理でおもてなしをしたことを表しています。

「飛び切り」を使った例文2

「彼女が飛び切りの美人だった」

彼女を紹介してくれるというので会ってみたら、冴えない見た目の彼氏とは正反対に、周囲が振り返るほどの洗練された美人だったことを表しています。



「飛び切り」の類語や類義語

「飛び切り」の類語や類義語

「飛び切り」の類語や類義語を紹介します。

  • 「抜群」【ばつぐん】
  • 「際立って」【きわだって】

「抜群」【ばつぐん】

「数多くある中で、特に抜けて優れていること」という意味です。

「際立って」【きわだって】

「知識や技術などが、普通の人と比べて際立って優れていること」という意味です。

icon まとめ

「飛び切り」は一般的には「並外れて優れいること」という意味で使われます。

誰が見ても納得できる程素晴らしい人やものなどに使いましょう。