「失言」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「失言」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのでしょうか。
「失言」の言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に見ていきましょう。
目次
- 「失言」の意味
- 「失言」の表現の使い方
- 「失言」を使った例文と意味を解釈
- 「失言」の類語や類義語
「失言」の意味
「失言」とは、言わなくていいこと、悪いことなどをつい口をすべらせてしまうことに使う言葉です。
- 「失言」の読み方
「失言」の読み方
「失言」の読み方は、「しつげん」になります。
「失言」の表現の使い方
「失言」を使った表現を紹介します。
「失言」とはうっかり、不都合なこと、間違ったことを言ってしまうことで、またその内容のことでもあります。
すぐに謝ったとしても内容が悪すぎますと、炎上したり、場合によっては仕事を辞めなければならないといった大問題にまで発展することがあります。
そのようなことから、「失言」が多い人というのは人間性を疑われることにも繋がります。
「あの人は失言が多くて、とてもじゃないけれど会議には出席させられない」「失言したことに気がついてないとは、呆れた奴だ」「失言を取り消してください」などと使います。
「失言」を使った例文と意味を解釈
「失言」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「失言」を使った例文1
- 「失言」を使った例文2
「失言」を使った例文1
「あの場であんなことを言うなんて、とんだ失言じゃないか」
その場において、不都合な発言をすることを「失言」と言います。
つまりその場でなければ、それほど問題とはならなかったということもあるのです。
例文は、あの場ではその内容は「失言」になる、という風に言い表しているのです。
「失言」を使った例文2
「失言を取り消したところで、私の信用が回復するには相当の時間がかかるだろう」
例文は、間違った発言内容を、後から取り消したところで自分の悪くなった評判は良くならないだろうと悲観しています。
「失言」と言いますのは、本人に悪意がなくても大問題となることもあるのです。
「失言」の類語や類義語
「失言」の類語や類義語を紹介します。
- 「放言」【ほうげん】
- 「暴言」【ぼうげん】
- 「爆弾発言」【ばくだんはつげん】
「放言」【ほうげん】
「放言」とは自分の頭の中に浮かんだことを、考えなしにぽんぽんと言うことです。
つまり、無責任な発言ということになります。
「あのような放言をさせておいていいのですか」「これまでの放言が、結局は自分の評価を下げることになった」などと使います。
「暴言」【ぼうげん】
「暴言」とは他の人を傷つける、乱暴な言葉のことを言います。
「相変わらず、暴言三昧だな」「そんな暴言を吐いて許されると思うか」という風に使います。
「爆弾発言」【ばくだんはつげん】
「爆弾発言」とは、大混乱を招くようなことを言う、突然発言するという意味で使います。
「爆弾発言が飛び出した」「上層部の秘密の暴露とは。
それは、とんでもない爆弾発言だ」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「失言」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。