「マンネリに陥る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「マンネリに陥る」という表現は、同じことが続いた時などによく用いられます。
目次
- 「マンネリに陥る」の意味とは?
- 「マンネリに陥る」の表現の使い方
- 「マンネリに陥る」を使った例文と意味を解釈
- 「マンネリに陥る」の類語や類義語
「マンネリに陥る」の意味とは?
「マンネリに陥る(おちいる)」とは、いつもと特段変わりがなく、飽きてしまうことを表す言葉です。
「このゲームもすっかりマンネリに陥ってるなぁ」のような使い方になり、同じことの繰り返しで飽きてしまうと言っていると解釈できます。
普段と同じ、いつもと変わらないという意味が強い言葉で、まだそこまで同じようなことを繰り返していない場合には用いるべきではありません。
「マンネリに陥る」の表現の使い方
「マンネリに陥る」の表現の使い方を紹介します。
この「マンネリ」は、英語の“mannerism”(マンネリズム)が元の言葉で、それが縮まってカタカナ語になったものです。
その英語では、独創性がない、既存の思考や仕組みから脱却できていないという意味になり、カタカナ語の「マンネリ」の解釈はそこからきています。
似ている意味ながら、「マンネリ」の方が一般的に使える表現となっており、これに「陥る」とすると、既存のパターン通り、いつもそれだという解釈になるので、そのような感じがする、正にそれだといった時に使ってください。
「マンネリに陥る」を使った例文と意味を解釈
「マンネリに陥る」を使った例文と、その意味の解釈です。
そのようなシチュエーションに飽きた(飽きている)という場合によく用いられる表現です。
- 「マンネリに陥る」を使った例文1
- 「マンネリに陥る」を使った例文2
「マンネリに陥る」を使った例文1
「さすがに3年も付き合っていると、マンネリに陥っている感が否めない」
誰かと3年付き合っており、そろそろいつもと同じようなことが多くなってきた(為に飽きがきている感もある)と表現する為に使っています。
これについては人それぞれの感じ方に依るところが大きいので、何とも言えないところです。
「マンネリに陥る」を使った例文2
「同じコースしか回っていないので、すっかりマンネリに陥っている」
ゴルフの話で、いつも同じコースを回っている為、もう飽きてしまったと言っています。
一般のプレイヤーは、同じコースでしかプレイできない(色々な事情からそこにしか行けない)人も多い為、いた仕方のないことかも知れません。
「マンネリに陥る」の類語や類義語
「マンネリに陥る」の類語や類義語を紹介します。
つまりはこれが無くなったことだと言っていいでしょう。
- 「新鮮味が無い」【しんせんみがない】
「新鮮味が無い」【しんせんみがない】
新しいという感覚が無くなっていると解釈する言葉です。
それによって「マンネリに陥る」と表現される状態になる為、ほとんど同じ意味で使える表現です。
先の各例文も、この言葉を使って「新鮮味が無くなっている感が否めない」、「すっかり新鮮味が無くなっている」と言い換えることができます。
「マンネリに陥る」ことは、色々な事例もおいてあるものです。
それが人間関係の場合、それを打破する為の何かのきっかけが必要かも知れません。