「遊び呆ける」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
小説や日常会話で「遊び呆ける」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「遊び呆ける」の意味
- 「遊び呆ける」の表現の使い方
- 「遊び呆ける」を使った例文と意味を解釈
- 「遊び呆ける」の類語や類義語
「遊び呆ける」の意味
「遊び呆ける」の意味は、「遊びに熱中してやるべきことをやらないこと」です。
やらなければならないことがあるのに、ずっと遊んでばかりいて時間を過ごし、後回しにしてしまうことを言います。
頭が悪くなりボーッとしてしまう程遊びにふける様子を表しています。
- 「遊び呆ける」の読み方
- 「遊び呆ける」を分解して解釈
「遊び呆ける」の読み方
「遊び呆ける」の読み方は、「あそびほうける」になります。
「呆ける」の読み方が難しいのでこれを機に覚えておきましょう。
「遊び呆ける」を分解して解釈
「遊び呆ける」は「遊び+呆ける」で成り立っています。
「遊び」は動詞「遊ぶ」の連用形で「好きなことをして楽しい時間を過ごす」「何もしないでぶらぶらと過ごす」「酒やギャンブル、色事をする」「使われずに休んでいる」「からかう」という意味があります。
「呆ける」の「呆」は「あきれる」とも読み、「知覚が鈍ってぼんやりする」という意味の他に、動詞の連用形に付き「あることに夢中になる意」という意味です。
これらの言葉が組み合わさり「好きなことをして夢中になり時間を過ごすこと」として使われています。
「遊び呆ける」の表現の使い方
「遊び呆ける」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 大人と子供の違いがある
文法的な使い方
「遊び呆ける」は動詞ですので、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「遊び呆けて」になります。
大人と子供の違いがある
「遊び呆ける」は、大人の場合は主に「お酒やギャンブル、風俗通いばかりしていること」に使われます。
子供の場合は単純に「趣味やスポーツなど楽しいことばかりしていること」に使われます。
もちろん大人でも趣味のことばかりしている人もいます。
「遊び呆ける」を使った例文と意味を解釈
「遊び呆ける」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「遊び呆ける」を使った例文1
- 「遊び呆ける」を使った例文2
「遊び呆ける」を使った例文1
「毎日遊び呆けてばかりで、とうとう生活費まで使い込んでしまった」
大人でお金のかかる遊びばかりをしていて、生活費まで使い込んでしまい借金をする羽目になりそうなことを表しています。
「遊び呆ける」を使った例文2
「子供が毎日遊び呆けていて受験勉強を全然しない」
受験生なのに毎日ゲームで遊んでばかりいて、全く勉強をせずに親が困っていることを表しています。
「遊び呆ける」の類語や類義語
「遊び呆ける」の類語や類義語を紹介します。
- 「放蕩する」【ほうとうする】
- 「遊び放題」【あそびほうだい】
「放蕩する」【ほうとうする】
「酒や女遊びなどにふけってしまっている状態」という意味です。
「遊び放題」【あそびほうだい】
「毎日好きなだけ遊んでいること」という意味です。
「遊び呆ける」は「遊びに熱中してやるべきことをやらないこと」という意味です。
好きなことばかりしていて無責任な人に対して使いましょう。