「受け止める」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「受け止める」という表現は「大切な人の気持ちを受け止めたいと考えています」などの文章で使われますが、「受け止める」にはどのような意味があるのでしょうか?
「受け止める」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「受け止める」の意味
- 「受け止める」の表現の使い方
- 「受け止める」を使った例文と意味を解釈
- 「受け止める」の類語や類義語
「受け止める」の意味
「受け止める」という表現は、「飛んできた物・落ちてきた物に対して、手や腕でその動きを止めること」を意味しています。
「受け止める」という表現には、「敵の攻撃を正面から受けて防ぐこと・進撃を食い止めること」の意味合いもあります。
また「受け止める」の言葉の意味として、「外からの物理的・心理的な働きかけを受けた時に、それに対応すること」や「指摘されたことに真面目に取り組むこと」もあります。
- 「受け止める」の読み方
「受け止める」の読み方
「受け止める」の読み方は、「うけとめる」になります。
「受け止める」の表現の使い方
「受け止める」の表現の使い方を紹介します。
「受け止める」の表現の使い方は、「物理的に飛んできた物(落ちてきた物)を受けてその動きを留める時」に使えます。
また「相手の攻撃を防いで食い止める時」や「働きかけられたことに対して対応して取り組む場合」にも、「受け止める」の表現を使うという使い方もあります。
例えば、「全力の突撃をある部隊が受け止めました」や「受け止めるべき深刻な課題です」などの文章で使うことができます。
「受け止める」を使った例文と意味を解釈
「受け止める」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「受け止める」を使った例文1
- 「受け止める」を使った例文2
「受け止める」を使った例文1
「甲子園に出場した経験があるピッチャーの球を、キャッチャーミットで受け止めると体全体に響く重さを感じました」
この「受け止める」を使った例文は、「キャッチャーミットで物理的に受けて、ボール(硬球)の速い動きを止めると」という意味を持つ文脈で、「受け止める」の表現を使っています。
「受け止める」を使った例文2
「お客様からご指摘を頂いた問題点について、私たちは真摯に受け止めたいと考えています」
この「受け止める」を使った例文は、「受け止める」という表現を、「私たちは真摯に対応して取り組みたいと考えています」という意味合いで使用しています。
「受け止める」の類語や類義語
「受け止める」の類語や類義語を紹介します。
- 「防御する」【ぼうぎょする】
- 「対応する」【たいおうする】
「防御する」【ぼうぎょする】
「受け止める」という表現は、「敵の攻撃を受けて食い止めること・守ること」を意味しています。
「防御する」というのは、「敵の攻撃を防いで自分や味方(拠点)を守ること」を意味する言葉です。
それらの意味から、「受け止める」とよく似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「防御する」を上げることができます。
「対応する」【たいおうする】
「受け止める」という言葉は、「外部からの働きかけを受けて、その物事に取り組んで対応すること」を意味しています。
「対応する」というのは、「物事の状態や周囲の状況に合わせて行動(反応)すること」の意味合いを持つ表現です。
この意味から、「対応する」という表現を、「受け止める」と近しい意味を持っている類義語として考えることができます。
この記事で説明した「受け止める」の表現には、「飛んできた物を物理的に受けて動きを止める」や「働きかけられた物事に取り組むこと」などの意味があります。
「受け止める」の類語・類義語として、「防御する」「対応する」などがあります。
「受け止める」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。