「根ざしている」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「根ざしている」という表現は「この行事は伝統文化に根ざしているものです」などの文章で使われますが、「根ざしている」はどんな意味を持っているのでしょうか?
「根ざしている」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「根ざしている」の意味
- 「根ざしている」の表現の使い方
- 「根ざしている」を使った例文と意味を解釈
- 「根ざしている」の類語や類義語
「根ざしている」の意味
「根ざしている」という表現は、「植物が土に根を伸ばして、揺らがないように根を張っているさま」を意味しています。
その意味から転じて、「物事・思想・文化などが定着(固定)していること」や「そこに基盤・拠点を置いていること(それが原因になること)」という意味合いも持っています。
- 「根ざしている」の読み方
「根ざしている」の読み方
「根ざしている」の読み方は、「ねざしている」になります。
「根ざしている」の表現の使い方
「根ざしている」の表現の使い方を紹介します。
「根ざしている」の表現の使い方は、「物事・思想・文化などが定着(常態化)している場合」に使うという使い方になります。
例えば、「現代社会には個人の自由な発言や言動が根ざしています」といった文章で使えます。
また「根ざしている」の表現は、「そこを拠点にしている時」に使う使い方もあります。
例えば、「現地に根ざしている商売をしたいのです」などの文章で使用されます。
「根ざしている」を使った例文と意味を解釈
「根ざしている」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「根ざしている」を使った例文1
- 「根ざしている」を使った例文2
「根ざしている」を使った例文1
「この会社には、社員が一致団結でビジネスに取り組むという連帯感・協力意識が根ざしています」
この「根ざしている」を使った例文は、「連帯感・協力意識が普及(定着)しています」という意味合いで、「根ざしている」という表現を使っています。
「根ざしている」を使った例文2
「地域社会に根ざしているイベントなので、この地域にゆかりのある人であれば誰でも参加できます」
この「根ざしている」を使った例文は、「根ざしている」という表現を、「地域社会を拠点(拠りどころ)にしているイベントなので」の意味を持つ文脈で使用しています。
「根ざしている」の類語や類義語
「根ざしている」の類語や類義語を紹介します。
- 「定着している」【ていちゃくしている】
- 「基盤としている」【きばんとしている】
「定着している」【ていちゃくしている】
「根ざしている」という表現は、「ある物事や文化などが普及(恒常化)して定着していること」を意味しています。
「定着している」とは、「根付いて固定(一般化)すること」を意味する表現です。
その意味合いから、「定着している」という表現を、「根ざしている」と類似の意味を持つ類語として解釈できます。
「基盤としている」【きばんとしている】
「根ざしている」という言葉は、「その地域や場所を基盤(拠点・拠りどころ)にしていること」を意味しています。
「基盤としている」の表現は、「物事を成り立たせるための土台(基礎)にしている」の意味合いを持っています。
それらの意味から、「根ざしている」とよく似た意味を持つ類義語として、「基盤としている」を上げられます。
この記事で説明した「根ざしている」の表現には、「ある物事・考え方などが定着している」や「そこを拠点・基盤にしている」などの意味があります。
「根ざしている」の類語・類義語として、「定着している」「基盤としている」などがあります。
「根ざしている」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。