「腹ぼて」とは?! 意味を解説
日常会話で「腹ぼて」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、概要について紹介します。

目次
- 「腹ぼて」の意味とは?
- 「腹ぼて」の概要
「腹ぼて」の意味とは?

「腹ぼて」の意味は、「妊娠してお腹が大きく膨らんだ女性のこと」という意味です。
性別に関わらず皮下脂肪の多い人に対して「お腹がぼてっと出ている人」という意味で使う人がいますが、あくまで「妊婦」に対して使う言葉です。
但し、良い意味ではなく見下した言い方であり、女性の多くは「腹ぼて」と呼ばれることに対して不快感を持っています。
「腹ぼて」の概要

「腹ぼて」の語源と関連語について紹介します。
- 「腹ぼて」の語源
- 「ぼて腹」とは
「腹ぼて」の語源
「腹ぼて」の語源は、着物の帯を結ぶ時に使う道具の「ぼて」から来ていると言われています。
綿で出来ていて芯があり、両側に紐が付いていて、帯を後ろで交差させた下にあてて、ふっくらと膨らませる為に使われます。
その膨らんだ形が妊婦のお腹の様に見えることから「腹」に「ぼて」が付き、「腹ぼて」と言われる様になりました。
「ぼて腹」とは
「腹ぼて」は妊婦を意味する言葉ですが、「ぼて腹」という言葉もあり、こちらは妊婦だけではなく、「大食いで腹が膨張した人」「内臓脂肪が蓄積してメタボになっている人」など、性別を問わずに下腹が出ている人に対しても使われる言葉です。
「腹ぼて」よりも悪い意味ですので、女性に対して使わない様にしましょう。
「腹ぼて」は「妊娠してお腹が大きく膨らんだ女性のこと」という意味です。
元は悪い意味ではないのですが、「ぼて」という響きにより女性に不快を与える言葉になっています。