「手につかない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは普段の会話の中で、特別に意識することなく普通にかわす言葉があるかと思います。
その中で「手につかない」という言葉もこのような類いの言葉に当てはまるかもしれません。
そこで今回は、この「手につかない」について説明をしていきます。
目次
- 「手につかない」とは?意味
- 「手につかない」の表現の使い方
- 「手につかない」を使った例文と意味を解釈
- 「手につかない」の類語や類義語
「手につかない」とは?意味
「手につかない」とは、「他に心が奪われて、そのことに気持ちや身が入らない」という意味がある表現です。
あるいは、「落ち着いて物事の処置ができない」という解釈もできます。
「手につかない」の表現の使い方
「手につかない」は「1つのことに意識を向けることができない」という意味があることから、何か他のことに気を取られている時に、やらなければならないことができない場合に使われることになります。
「手につかない」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「手につかない」を使った例文を見ていくことにしましょう。
- 「手につかない」を使った例文1
- 「手につかない」を使った例文2
「手につかない」を使った例文1
「自宅で電気ストーブの電源を消してきたかどうか覚えていなくて、火事にならないだろうかと心配になり何も手につかない」
冬になると、石油ストーブやヒーターの他に電気ストーブも使うことがあります。
しかし、仕事の出かける前に、バタバタと用意して自宅を出てきたので、電気ストーブを消してきたのか覚えていないのです。
そのために、仕事が「手につかない」心境なのです。
「手につかない」を使った例文2
「息子の合格発表の結果が気になり、仕事が手につかないのです」
「仕事が手につかない」という表現もよく使われています。
この例文では、自分の子供が受験の時期なのでしょう。
そのために、昼間に仕事をしていても合格発表が気になり「手につかない」のです。
早く結果を知って安心したいはずです。
「手につかない」の類語や類義語
「手につかない」を他の言葉で言い換えるとするなら、他にどのような言葉があるでしょうか?
- 「集中できない」【しゅうちゅうできない】
- 「身が入らない」【みがはいらない】
「集中できない」【しゅうちゅうできない】
「集中できない」が「手につかないつかない」の類義語として扱うことができます。
「不安なことや心配事が募ってしまい、心が安定しなこと」という意味があります。
「身が入らない」【みがはいらない】
「身が入らない」という言葉も「手につかない」の類義語として扱うことができます。
「一生懸命になれない」や「集中できない「真剣にやろうという気になれない」というような意味があります。
「手につかない」という言葉の意味や使い方を見てきましたが、「1つのことに意識を集めて取り組むことが難しい」という解釈ができます。
このようなシチュエーションは仕事をしている時や、勉強をしている時、あるいはスポーツをしている時でも、何か他のことが頭の中をよぎることで、起きてしまうことかもしれません。
そのような意味で物事を目標まで到達させるためには、しっかりとした自己管理が必要になってきます。