「もだえ苦しむ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「もだえ苦しむ」という言葉は、かなりの状況でないと使うことはないでしょう。
目次
- 「もだえ苦しむ」の意味とは?
- 「もだえ苦しむ」の表現の使い方
- 「もだえ苦しむ」を使った例文と意味を解釈
- 「もだえ苦しむ」の類語や類義語
「もだえ苦しむ」の意味とは?
「もだえ苦しむ」は、ただ苦しいというだけでなく、もだえる様子も含まれる言葉です。
その為、苦しさのあまりもだえていると表す時に使われます。
この言葉で表現されるのは、例えば、服毒した苦しみからそのような状態になっている様や、病気などからとても普通の状態では居られない苦しみの様子などです。
「もだえ苦しむ」の表現の使い方
「もだえ苦しむ」の表現の使い方を紹介します。
上のように、とても苦しく、普通の状態では居られない様子の表現になる言葉ですが、そこまでいかない場合でも使われることがある言葉の為、この表現を見掛けたとしても本当にそこまでなのかまでは分かりません。
「もだえ苦しんだものの、何とか正解に辿り着いた」のような使い方をされることもあり、この場合はその正解を導き出す為にあれこれと苦悩したと言っているに過ぎず、本当の意味での苦しみがあった訳ではありません。
このような言葉の為、そこまで真剣に捉えることもないことも多く、どこまで本来の意味で解釈するかは前後の文体次第だと言えるでしょう。
「もだえ苦しむ」を使った例文と意味を解釈
「もだえ苦しむ」を使った例文と、その意味の解釈です。
実際にそうだという例と、比較的軽く使っている例になります。
- 「もだえ苦しむ」を使った例文1
- 「もだえ苦しむ」を使った例文2
「もだえ苦しむ」を使った例文1
「一時期はもだえ苦しむほどの様子だったらしいが、ようやく安定してきたと聞いた」
病気の容態について使っている例で、苦しさからじっとしていられないほどどの状態もあったものの、今では安定してきたようだと言っています。
「もだえ苦しむ」を使った例文2
「どれだけもだえ苦しんでも、この問題は解決しないだろう」
何をしても解決は難しい問題だと使っている例になります。
前述のように、このような使い方では本当に苦しいという訳ではなく、解決が難しい様子の比喩として用いています。
「もだえ苦しむ」の類語や類義語
「もだえ苦しむ」の類語や類義語を紹介します。
同じ意味の言葉で、この言葉の言い換えになります。
- 「苦悶する」【くもんする】
「苦悶する」【くもんする】
もだえるほど苦しい様子の表現になる言葉で、「とてもあの苦悶する様子は見ていられない」などと本当に意味の苦しさに対して使えるだけでなく、「解決にはとても苦悶したものだ」のような比喩としての使い方の置き換えとしても使えます。
よく「苦悶の表情」という使い方を見聞きしますが、何らかの苦しみによってもだえていることが分かる表情だと解釈してください。
病気などから「もだえ苦しむ」ことになるのはできれば避けたいものですが、そうなってしまった時にはきちんとした対処が何より大切になります。
また、比喩として使う際には、それだけ難しい(難しかった)ことの表現だと解釈してください。