「どっちらけ」とは?! 意味を解説
ネット上や日常会話で「どっちらけ」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、概要を紹介します。
目次
- 「どっちらけ」の意味とは?
- 「どっちらけ」の概要
「どっちらけ」の意味とは?
「どっちらけ」とは、「思いっきり興ざめしている様子」という意味です。
大勢で会話をしている時に、何かのきっかけや、誰かの空気を読まない発言により、一瞬にしてその場の盛り上がりが引いてしまうことを言います。
楽しい雰囲気が台無しになり、会話がつながらなくなってしまった状態を表す言葉です。
「どっちらけ」の概要
「どっちらけ」の語源と元ネタについて紹介します。
- 「どっちらけ」の語源
- 「どっちらけ」の元ネタ
「どっちらけ」の語源
「どっちらけ」の語源は、「ど+白け」からきています。
「ど」は「程度がはなはだしいこと」という意味があり、「どけち」「ど助平」などに使われています。
「白け」は、色が白くなることで「ものごとが明白になる」という意味です。
「ものごとが明白になる」→「謎めいた部分がなくなる」→「面白くなくなる」→「白ける」として使われる様になりました。
「ど白け」は言いにくいので、変化して「どっちらけ」になったのです。
「どっちらけ」の元ネタ
「どっちらけ」を一般的に広めたのは、1975年~1980年に放映されたテレビ番組「欽ちゃんのドンとやってみよう!」です。
視聴者からのネタのハガキを「バカウケ・ややウケ・ドッチラケ」の3段階で判定していました。
「ドッチラケ」とは「非常につまらないネタ」という意味で使われていました。
「どっちらけ」とは「思いっきり興ざめしている様子」という意味です。
現在では死語になっていますので、あまり調子に乗って使わない様にしましょう。