「ギスギスした世の中」とは?! 意味を解説
ネット上や日常会話で「ギスギスした世の中」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、概要を紹介します。
目次
- 「ギスギスした世の中」の意味とは?
- 「ギスギスした世の中」ギスギスした世の中の概要
「ギスギスした世の中」の意味とは?
「ギスギスした世の中」の意味は、「人間関係がうまくいかずに毎日過ごしにくいと感じること」という意味です。
職場や学校で、人が自分に対して冷たい、愛想が悪いと感じて、話しかけにくくなってしまいます。
或いは今にも自分を攻撃してきそうな雰囲気で、自分の身を守るのに背一杯で精神的にストレスが溜まる状態を表します。
「世の中」という言葉があるので、職場や学校だけに限らず、外出先の人や友人関係など、あらゆる人とうまくやっていけないと感じていることが含まれています。
「ギスギスした世の中」ギスギスした世の中の概要
「ギスギスした世の中」の語源と背景について紹介します。
- 「ギスギス」とは
- 背景
「ギスギス」とは
「ギスギス」とは、擬態語であり、「固いもの同士が触れ合った時にギスギスと鳴る音」を表しています。
このことから、人に対して心を開かないかたくなな人同士が接した時に摩擦が生じる様子を「ギスギス」と使う様になりました。
背景
「ギスギスした世の中」になる背景としては、社会で年功序列が崩れて競争が厳しくなり、人を蹴落とさないと自分が上に上がれない状態になっていることが挙げられます。
また、IT技術などが発展したことにより、ものごとの進み具合が早くなり、人の持つ体内時計を進めなければならず、心に余裕がなくなってきたことが挙げられます。
「ギスギスした世の中」の意味は、「人間関係がうまくいかずに毎日過ごしにくいと感じること」という意味です。
生きていくのにどうも周囲の人達とうまくいかないと思う時に使いましょう。