「うなぎ上り」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「うなぎ上り」という言葉は、それだけすごいことの表現として使われます。
目次
- 「うなぎ上り」の意味とは?
- 「うなぎ上り」の表現の使い方
- 「うなぎ上り」を使った例文と意味を解釈
- 「うなぎ上り」の類語や類義語
「うなぎ上り」の意味とは?
「うなぎ上り」とは、上がる(増える)度合いがすごいと表す為の言葉です。
「評判がうなぎ上りだ」のような使われ方になり、それだけ評判がすごい勢いで上がっていることとが表現できます。
このように、意味として何かの「増え度合いのすごさ」を表す言葉ですが、基本的にいい意味でしか使いません。
よって、「悪評がうなぎ上りだ」といったような使い方は誤用になるので注意してください。
「うなぎ上り」の表現の使い方
「うなぎ上り」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は上のように、いい意味で何かが上がったり、増えているという時に使う言葉となっています。
先に挙げた評判、更には製品の売上げといったような、それが上がって(無理な解釈を除いて)悪いことは何もないという時にだけ使える表現だと考えていいでしょう。
語源はうなぎが河の流れに関わらず、急流であっても結構な速度で登っていく様子からで、「うなぎ登り」と表記しても構いません。
「うなぎ上り」を使った例文と意味を解釈
「うなぎ上り」を使った例文と、その意味の解釈です。
悪い意味ではまず使わない言葉なので、この表現を見聞きした際には、何かしらのいいことが絡んでいると思って構いません。
- 「うなぎ上り」を使った例文1
- 「うなぎ上り」を使った例文2
「うなぎ上り」を使った例文1
「所持している銘柄の株価がうなぎ上りで笑いが止まらない」
このような株価などの相場商品の取引価格の高騰に対して使われることも多い言葉です。
この「うなぎ上り」と表現するからには、それほどすごい勢いで上がっていることが分かります。
「うなぎ上り」を使った例文2
「ネットの口コミから、客の入りがうなぎ上りだ」
ネット上の口コミはそれが匿名であろうと馬鹿にならず、特に外食店はそれを参考にして行ってみようと考える人も多く居ます。
この例文では、お客さんがうなぎ上りに増えるほどいい口コミが多かったのだと想像できます。
「うなぎ上り」の類語や類義語
「うなぎ上り」の類語や類義語を紹介します。
分かりやすく表現すると、この言葉の通りの状況です。
- 「急上昇」【きゅうじょうしょう】
「急上昇」【きゅうじょうしょう】
急激に上がることの表現ですが、「うなぎ上り」は正にこれを表現する為の言葉です。
そして、この言葉もまた、悪い意味で使うことはないと考えていいでしょう。
「評価が急上昇だ」のように使うと、そのまま「うなぎ上り」の置き換えとなり、物理的に「上昇する」ことにも使える表現です。
その場合には「飛行機があの橋の手前で急上昇した」などと使い、この意味では「うなぎ上り」とは別の解釈になります(「うなぎ上り」は物理的な現象に対しては使えません)。
「うなぎ上り」と表現されるほど何かが上がる、増えるのは喜ばしいことだと考えてください。
そうでない場合には使うべき言葉ではありません。