「ごろつき」の意味とは?! 意味を解説
日常会話や小説などで「ごろつき」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、概要を紹介します。
目次
- 「ごろつき」の意味とは?
- 「ごろつき」の概要
「ごろつき」の意味とは?
「ごろつき」とは「一定の住所や職業を持たず、あちこちに行き、人の弱みに付け込でお金をゆすったり、嫌がらせなどをする人のこと」という意味です。
最近では人に雇われて企業に対して暴力行為をする者のことも言います。
多くの場合は暴力団の下層部の若者であったり、暴力団に雇われた不良グループを表します。
「ごろつき」の概要
「ごろつき」の語源と漢字表記について紹介します。
- 「ごろつき」の語源
- 「ごろつき」の漢字表記
「ごろつき」の語源
「ごろつき」の語源は以下の3つです。
1つ目は道端に転がっている石ころの様に、一定の居場所がなくゴロゴロと生きていることからきているという説です。
2つ目は、毎日仕事などやるべきことがなく、ゴロゴロとしていることからきているという説です。
3つ目は、雷の様にゴロゴロと大きな音を立てて人を脅すことからきているという説です。
「ごろつき」の漢字表記
「ごろつき」の漢字表記には「無頼」と「破落戸」があります。
どちらも「ごろつき」「ならずもの」と読みます。
「破落戸」は元々中国の言葉で、「きちんとした家を持たない(戸がない)社会からの落ちこぼれ」「落ちぶれた家の者」という意味です。
元々は「はらくこ」と読まれていましたが、「ごろつき」「ならずもの」という読み方が当てはめる様になりました。
「ごろつき」は「一定の住所や職業を持たず、あちこちに行き、人の弱みに付け込でお金をゆすったり、嫌がらせなどをする人のこと」という意味です。
良い意味ではないので人には使わない様にしましょう。