「湿度100%」とは?!意味を解説
「湿度100%」とは一体どの様な状態を表す言葉なのでしょうか。
意味や湿度の考え方などについて概要を紹介します。
目次
- 「湿度100%」とは?
- 「湿度100%」の概要
「湿度100%」とは?
「湿度100%」とは「それ以上水が蒸発できない状態のこと」という意味です。
「湿度100%」というと、「全く水の中にいることでは」と思う人もいますが、空気中でも「湿度100%」はあり得る現象です。
空気中に湿気が増えて、これ以上水分が蒸発できなくなると、「湿度100%」になるのです。
「湿度100%」の概要
「湿度100%」の考え方と具体例について紹介します。
- 「湿度100%」の湿度の考え方
- 「湿度100%」の具体例
「湿度100%」の湿度の考え方
そもそも「湿度」とは、気象用語として使われる言葉です。
天気予報で気象予報士が「湿度」と言う場合、「相対湿度」を表します。
「相対湿度」とは、空気中の飽和水蒸気量に対して、現在の水蒸気の量がどれ位でああるかをパーセンテージで表した数値です。
つまり、空気中に水蒸気が全くない状態ならば「相対湿度0%」になります。
反対に、空気中に含まれる水蒸気の量が飽和水蒸気量と同じ場合、「相対湿度100%」になるのです。
「湿度100%」の具体例
「相対湿度100%」の状態が起きるのは「雲の中」や「お風呂で湯気が立っている中」です。
これ以上水分が蒸発しない状態であり、相対的に100%の湿度になります。
逆に、雨が降っている時は、雲の中は「相対湿度100%」ですが、地上では「相対湿度100%」ではないこともあります。
湿度が高くてじめじめしている状態ですが、地上にはまだ水分が蒸発する余地が残っているということです。
「湿度100%」は、「それ以上水が蒸発できない状態のこと」という意味です。
水の中を表す言葉ではないので、勘違いしない様にしましょう。