「ゾンビPC」の意味とは?! 意味を解説
IT用語として使われる「ゾンビPC」という言葉があります。
一体どの様な意味なのか、概要を紹介します。
目次
- 「ゾンビPC」の意味とは?
- 「ゾンビPC」の概要
「ゾンビPC」の意味とは?
「ゾンビPC」とは」「コンピュータウイルスに感染したり、不正アクセスがされている状態で放置されているコンピュータのこと」という意味で、「ゾンビマシン」「ゾンビコンピュータ」とも言います。
既に「トロイの木馬」などのウィルスに感染して、全く知らない外部の人に遠隔操作される様になったまま、本人は知らずに放置されているコンピュータのことです。
「ゾンビ」とは「生き返った死人のモンスター」からきています。
「ゾンビPC」の概要
「ゾンビPC」の背景と内容について紹介します。
- 「ゾンビPC」の背景
- 「ゾンビPC」の内容
「ゾンビPC」の背景
「ゾンビPC」が作られる背景として、長い間パッチを当てていないPCや、ずっと起動させたままの古いサーバなどが「ボット」というウィルスに感染することが挙げられます。
「ボット」とは「ロボット」に由来する言葉で、攻撃したい人が意のまま操れるマシンという意味で付けられました。
そしてこの「ボット」に感染したPCのことを「ゾンビPC」と言う様になったのです。
「ゾンビPC」の内容
「ゾンビPC」は、持ち主が全く気付かないまま、他人へ一方的にスパムメールを送りつける「送信元」にされたり、コンピュータウィルスやワームの感染元になったり、企業のシステムを破壊する攻撃元になったりします。
自分が気付いていないところで社会的に迷惑をかけたり、犯罪行為に加担していることになるのです。
「ゾンビPC」とは」「コンピュータウイルスに感染したり、不正アクセスがされている状態で放置されているコンピュータのこと」という意味です。
PCはしっかりと管理をして、使っていないものは処分しましょう。