「デバッグ」の意味・デバックとデバッグどちらが正解?【使い方】
平成ネット史における、ゲーム開発等でプログラミングが主流であった1990年代後半や2000年代前半につきまして、確実にデバッグと言う言葉は存在しました。
そのプログラミング上等で発生するデバッグについて今から意味を解説して行きたいと思います。
目次
- 「デバッグ」の意味とは?
- 「デバック」は間違い
- 「デバッグ」の言葉の使い方
- 「デバッグ」の語源
- 「デバッガー」とは?
- デバッグを使った例文と意味を解釈
「デバッグ」の意味とは?
よくゲーム等開発において、デバッグと言う言葉を耳にすると思います。
デバッグとは、プログラム開発やゲーム開発や、電子機器中の欠陥や不具合を発見し、修正して、完璧な仕上がりを目指すことを言います。
エラーの原因を突き止め、そのエラーを解消することでも意味が通ると思います。
「デバック」は間違い
デバッグが正解であり、デバックは不正解であると言えます。
ティーバッグとティーバックの違いであるとも言えますので、またデバッグを専門にする人達のことを、デバッガーと称したりもします。
「デバッグ」の言葉の使い方
デバッグの言葉の意味の使い方としましては、「すまないが、このゲーム開発上で、テストプレイをしたのだが、何回も処理落ちと見られる内容が散見されるので、この処理落ちの原因を探りつつ、デバッグを除去してもらいたいのだが」
「私は、ゲーム開発上のテストプレイヤーとしてこのアルバイトに参加しました。私達はゲームを単純に進め、その過程でデバッグを見付けるだけで良いのですが、プログラマーの方は、その見付けてからの対処が非常に難しいと思います。いつも思うのですが、その高度な知識と技術が必要な場面におきましては、頭が上がりません」
「デバッグを進める上でトライ&エラーは何度も必要であると痛感します。実際に私がデバッガーとして、プログラムを組み直した際も、トライ&エラーを繰り返し、何度も何度もその場面限定におけるテストプレイを繰り返し、エラーから成功に導けた要因が根気良く良くトライ&エラーを繰り返した執念の結果であると思います。
「デバッグ」の語源
IT用語であるデバッグですが、昨今のIT社会において、広く一般的な知名度を確立したこの用語の成立ちを皆様はご存知で無い方が多いと思います。
様々な諸説がありますが、最も信憑性が高く、証拠も残っているとされているのが、グレース・ホッパー女史の作業日誌から紐解ける内容であると思います。
恐らくこの方が初めにデバッグの作業を試みて、デバッグの単語を派生させたのでは無いかと考えます。
「デバッガー」とは?
プログラム上や電子機器におけるエラーや不具合を見つけ出し、更にそこから、プログラムを改良して、部分的にテストプレイを行い、何回も色々な条件で試行錯誤して、エラーが無い状態まで持って行く過程をする方々のことをデバッガーと言うのであると思います。
また、デバッガーは、その作業を永遠と繰り返す人達のことを指します。
その職務だけでも非常に重要な役割を担っていると考えます。
デバッグを使った例文と意味を解釈
- 例文1
- 例文2
- 例文3
例文1
私は、デバッグ作業を行う者として、今回のプロジェクトチームに参加しましたが、ここでデバッグを行う重要性を再認識しました。
やはりデバッガーにとってデバッグを行うと言うことは、そのソフトウェアの命運を握ることになりますので、蔑ろにはできないと強く痛感しました。
例文2
デバッガーとして、テストプレイを試みますが、中々、エラーに出会わないことに苛立ちを感じることが多くあります。
エラーに会わないからと言って市場にソフトが出回ってしまい、そこからエラーが発生してしまってからでは取り返しのつかない事態に陥るので、しっかりと、気持ちを据えてバグを見つけ出し、デバッグを試みる精神が重要であると思いました。
例文3
デバッガーとして、デバッグをするようになり、一週間が経過しますが、ほとんど開発室に篭りっぱなしで、デバッグ作業は非常に根気の必要な作業であると思いました。
またどのプログラミング言語を使用しているかでも難易度が大きく変わりますので、デバッガーは、プログラマーとしての名誉な職務内容であると自覚して、これからの作業も意識を高く持って臨んで行きたいと思います。
平成ネット史におきましては、デバッガーの存在無しでは、インターネットの進化を辿ることができなかったと思います。
インターネットが普及し、今後も発展していく過程では、デバッグとは切っても切れない関係に有ると言えます。
インターネットが進化した裏では、デバッガーの方々による壮絶なデバッグの徹夜作業等における集大成の結果であると実感しております。
ここで改めてデバッガーの方々達の功績を世に認めて頂ければと思います。