「取っ掛かり」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「取っ掛かり」がないことには、それを始めるのは難しいということが多いです。
目次
- 「取っ掛かり」の意味とは?
- 「取っ掛かり」の表現の使い方
- 「取っ掛かり」を使った例文と意味を解釈
- 「取っ掛かり」の類語や類義語
「取っ掛かり」の意味とは?
「取っ掛かり」とは、「何かを始める為のきっかけ」のことです。
例えば、早朝ジョギングを始めた人が、その取っ掛かりは人から誘われたことだといった使い方になります。
また、「取っ掛かる」とすると、「取り掛かる」と同義の表現となり、「何かを始めること」という意味になりますが、「取っ掛かり」の形のままでその意味で使うこともあります。
その場合には、「取っ掛かりはよかったんだけど、その後はうまくいっていない」のようになり、始めた最初だけはよかったと言っていると解釈してください。
- 「取っ掛かり」の読み方
「取っ掛かり」の読み方
「取っ掛かり」の読み方は、「とっかかり」になります。
「何かの解決の為の手掛かり」と使うこともある表現で、その場合にはこれが見付からない、これを探しているなどと使われることが多いです。
「取っ掛かり」の表現の使い方
「取っ掛かり」の表現の使い方を紹介します。
上のように、意味が異なるいくつかの使い方のある表現ですが、どの場合も「最初の一歩」のことだと解釈すると分かりやすいでしょう。
「きっかけ」もその物事の第一歩だと表現でき、何かを始めるとしても、まずは第一歩からになります。
また、「手掛かり」と使う時も、最初のそれのこととして用いることが多いです。
「取っ掛かり」を使った例文と意味を解釈
「取っ掛かり」を使った例文と、その意味の解釈です。
何かの対象について、これがないかと探しているような使い方をよく見聞きします。
- 「取っ掛かり」を使った例文1
- 「取っ掛かり」を使った例文2
「取っ掛かり」を使った例文1
「何も取っ掛かりがないので、始めるのを躊躇している」
これといったきっかけがない為、それを始めることに対して戸惑っている様子です。
何かしらのきっかけがないと始められない(その気になれない)ものも多いと言えるでしょう。
「取っ掛かり」を使った例文2
「この事件の捜査は、あの取っ掛かりから一気に進展したと聞いた」
何かの手掛かりが役に立って、そこから解決に向かって進んだと使っている例になります。
この「手掛かり」として使う場合には、先のように一番最初のそれという意味のことが多いです。
「取っ掛かり」の類語や類義語
「取っ掛かり」の類語や類義語を紹介します。
この言葉も広く使うことができます。
- 「足掛かり」【あしがかり】
「足掛かり」【あしがかり】
見た目の通り、「手掛かり」の類語ですが、それよりも広く使える言葉となっており、「捜査の足掛かり」とすると「捜査の取っ掛かり」と同じ意味になり、「何か足掛かりでもあれば」と使った時には、「きっかけ」のことだと解釈できます。
何かしらの「取っ掛かり」があってこそ、対象となる物事は進むと考えていいでしょう。
その為に、これを探したり、見付けることが本当の意味での「第一歩」と言えるかもしれません。